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明治

県庁所在地としての誇り

県庁所在地は小学生でも知っている。語呂合わせでの覚え方もあるようだ。他の都市がどんなに町おこしをしようとも、知る知らないのレベルでは県庁所在地にはかなわない。首都の移転ではたくさんの自薦があったくらいだから、県庁があったならと思っている都市...
幕末

近藤勇捕縛の地

この日の昼食はうな重だった。歴史ゆかりの町で美味なるものを食す。知的好奇心と食欲とを同時に満足させ、さらに酒が入れば時空の壁が取り払われた心地となって歴史を生きていることを実感する。時は2004年、さらぬだに人気の新撰組は大河ドラマの影響で...
江戸後期

刑を軽くする義賊

史跡を巡っていると「謡蹟」に出会うことがよくある。謡曲の舞台となった場所に遺された史蹟を楽しむには、当然ながら謡曲の知識が必要だ。しかし、あいにく能は見たこともないしストーリーも知らない。ブログの記事にしようとして初めて調べて面白さに気付く...
奈良

多摩川にさらす手作り

大きな川は人の心を動かす。天気のよい日は陽射しが川面に反射し穏やかな風景を作り出す。荒天の日は濁流が渾身の力で押し寄せ人を近付けない。川の状態はそのまま人の心模様だ。調布市調布ヶ丘一丁目に「布田天神社」がある。調布の調布ヶ丘の布田天神社に布...
江戸前期

八人の侍

館山の秋は「南総里見まつり」で最高潮に達する。今年は10月1日(土)に行われる予定で第30回を迎えるそうだ。八犬伝をモチーフとして一般公募の伏姫や八犬士などの武者行列が行われるとともに、各地区の御船や山車などが勢ぞろいする。館山市館山に「八...
戦前戦中

地下壕にも平和を!

洞窟が好きだ。ケイビングをするほどではない。この先どうなっているのだろうというミステリー感と、夏の外気との温度差を味わえたらそれでよい。しかし、今日紹介する地下壕からは私の呑気さとは裏腹の追詰められた日本の姿がが見えてきた。館山市宮城に「館...
戦後

中国を思い起こさせためがね橋

眼鏡橋といえば九州に多い。しかし、今日紹介するのは関東地方で、しかも3連アーチ、しかもあの有名作家が描写していた。千葉県安房郡白浜町滝口(現南房総市白浜町滝口)に「めがね橋」がある。長尾橋とも眺尾橋ともいう。明治21年(1888)3月に長尾...
江戸前期

空を飛び海を歩いたお坊さま

即身仏に興味があって『日本ミイラの研究』(平凡社)とか『日本のミイラ仏をたずねて』(晶文社)という本を読んだことがある。暗い石室の中で何を考えていたのか、すでに心身脱落の境地に至っていたのか、途中で「やめときゃよかった」などと思わなかったの...
明治

条約灯台の気品

端っこが好きなので最南端と聞くとついつい行ってしまう。日本の最南端の沖ノ鳥島には行けないが、ここなら行ける。千葉県安房郡白浜町白浜(現南房総市白浜町白浜)に「房総半島最南端の地」の碑が建てられている。以前に千葉県最東端の犬吠埼、最西端の洲崎...
明治

白鳥はかなしからずや

どの学年のことだったか、国語の教科書で「白鳥は哀しからずや…」の歌を習った。この作品は勝れて叙景的であると同時に、孤独な自分を投影できる叙情的な秀歌である。すぐに憶えて何度も口ずさんでみた。どこが舞台なのかと思ったらここだった。千葉県安房郡...