戦後

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カナソ・ハイニノ国の遺跡

1980年代にはミニ独立国ブームが全国で盛り上がっていた。井上ひさし『吉里吉里人』に登場する吉里吉里国が、本当に独立宣言を出したことがきっかけとなったようだ。様々ある独立国の中でも「カナソ・ハイニノ国」は異国情緒あふれる国名で記憶に残ってい...
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観音滝への道で考えたこと

対馬観音寺で盗まれた「観音菩薩坐像」が、韓国大法院の英断で昨年約13年ぶりに変換された。14世紀の高麗仏で、倭寇によって日本に持ち込まれた可能性があるという。しかし確かな証拠はないし、そもそも観音寺は、占有期間の20年どころか数百年の長きに...
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飛龍、飛龍と滝は鳴る

ひりゅ~ひりゅ~とのどが鳴る♪というCMが、ブラウン管テレビから流れていた。以来、飛竜と聞けば生ラーメンと反応するくらい刷り込まれている。今も定番商品からえびめしやとかベトコンラーメンとのコラボ商品まで意欲的に展開し、岡山で不動の人気を誇っ...
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蟹地獄とは何か

家に別府地獄めぐりの古い絵葉書があって、小さい頃よく見ていた。血に染まった血の池地獄、ぶくぶくしている坊主地獄、さわやかな海地獄、それにワニがうようよするワニ地獄もあるという。一度行ってみたいとワクワクしたものだが、いまだ行ったことがない。...
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鉄道のまち小郡の小遺産

扇形庫でよく知られているのは、京都の梅小路運転区や津山の扇形機関車庫である。どちらも観光地として人気スポットになっている。かつてSLは進行方向を変えるため転車台を利用していた。その周囲には放射状に線路が敷かれ、扇形の車庫が置かれることがあっ...
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未完成の県道から見物する滝

西播磨を南北に結ぶ道路はいくつかある。国道なら373号。山陽と山陰を結ぶ歴史ある道路だ。高速なら播磨自動車道。陰陽連絡の最速版だ。県道なら44号相生宍粟線だが、播磨自動車道と並行する部分で未供用区間がある。そしてもう一つの県道449号多賀相...
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ご当地石槌で修行する

石鎚山なら母も登ったことがある。鎖場を登ったとは思えないから、近くまで行ったということなのだろう。それでもよい。石鎚は信仰の山である。近付くことが祈りなのだ。さっそく行ってみよう。玉野市迫間(はざま)と長尾の境あたりに四等三角点「石槌山」が...
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赤穂鉄道があった頃の坂越駅

近年はネーミングライツを販売するのが流行っていて、スタジアムやアリーナの名前がころころ変わっている。驚いたのは駅名までが売りに出され、銚子電鉄の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅は「ナウル共和国」という愛称になったそうだ。もっとも車内アナウンス...
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自然公園の巨大岩と城跡

「そはとまれかくまれ八丈と云ふ島の名は、かの八丈絹よりぞ出つらむかし。」本居宣長は『玉かつま 十一の巻「八丈絹」』にそう記している。あの美しい黄八丈が「八丈島」という島名の由来だという。八丈島特産だから黄八丈だとみんな思っているようだ、と宣...
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全山奇岩怪石を以て覆はる

平家蟹とか人面魚にとどまらず、木の幹や葉にまで人の顔を認知してしまうのは、私たちの本能なのだろう。とすれば、森の中で動物を認知するのも同じかもしれない。獲物であれ危険動物であれ、生きるために素早く認知する必要があったはずだ。福山市神辺町下御...