戦後

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未完成の県道から見物する滝

西播磨を南北に結ぶ道路はいくつかある。国道なら373号。山陽と山陰を結ぶ歴史ある道路だ。高速なら播磨自動車道。陰陽連絡の最速版だ。県道なら44号相生宍粟線だが、播磨自動車道と並行する部分で未供用区間がある。そしてもう一つの県道449号多賀相...
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ご当地石槌で修行する

石鎚山なら母も登ったことがある。鎖場を登ったとは思えないから、近くまで行ったということなのだろう。それでもよい。石鎚は信仰の山である。近付くことが祈りなのだ。さっそく行ってみよう。玉野市迫間(はざま)と長尾の境あたりに四等三角点「石槌山」が...
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赤穂鉄道があった頃の坂越駅

近年はネーミングライツを販売するのが流行っていて、スタジアムやアリーナの名前がころころ変わっている。驚いたのは駅名までが売りに出され、銚子電鉄の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅は「ナウル共和国」という愛称になったそうだ。もっとも車内アナウンス...
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自然公園の巨大岩と城跡

「そはとまれかくまれ八丈と云ふ島の名は、かの八丈絹よりぞ出つらむかし。」本居宣長は『玉かつま 十一の巻「八丈絹」』にそう記している。あの美しい黄八丈が「八丈島」という島名の由来だという。八丈島特産だから黄八丈だとみんな思っているようだ、と宣...
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全山奇岩怪石を以て覆はる

平家蟹とか人面魚にとどまらず、木の幹や葉にまで人の顔を認知してしまうのは、私たちの本能なのだろう。とすれば、森の中で動物を認知するのも同じかもしれない。獲物であれ危険動物であれ、生きるために素早く認知する必要があったはずだ。福山市神辺町下御...
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世にも不可思議な念仏池

不思議な場所は本当にあるもので、本日紹介する念仏池がそうだ。井戸くらいの大きさの池が隣り合って二つあり、一つは浅くて底にたまった泥が見えている。もう一つは深く澄んでいるが深さまでは分からない。しかも時折、気泡が上がり、水面に波紋が広がる。い...
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ひともとあ里し庭を忘れず

中河与一「天の夕顔」は永井荷風やアルベール・カミュが絶賛したという浪漫主義文学の名作である。文学碑は富山県の有峰林道大多和線の終点、大多和峠にある。「夜布かきや末のい保里にゆ免さめて曽羅わたる月をきゆるまでみし 中河与一」と刻まれているそう...
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晩夏の陽光がくれた滝時間

美波羅(みはら)川という愛羅武勇のような名称の川がある。江の川水系で日本海へ流れ行く。この美波羅川の支流に森谷川があり、並行して広島県道45号三次大和線がある。この道に車を走らせていると、突如「吉武滝」という看板が目に入った。あっという間に...
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米を喰い荒らして封じられた岩

先月25日の夜明け前、三角形に並んだ月と金星、土星が困り顔に見えると話題になった。月が逆の向きだとsmiley face moonと呼ばれるようだ。目と口の認識を瞬時に行う本能を持つ私たちは、いったん顔に見えたら、そうとしか見えなくなる傾向...
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品の滝アンドゥトロワ

広島県では現在、27の自然環境保全地域を指定している。このうち滝の名を冠しているのが二つあり、「常清滝」は「1億年前の崖を流れ落ちる水」で紹介した。本日はもう一つの「品の滝」である。この滝は音よし、姿よし、アクセスよしで、しかも三度楽しむこ...