大正

栗より美味い幻の芋

「栗よりうまい十三里」とはいえ、やはりこの時期のスイーツは栗だろ、と先日行ったカフェで栗を添えた季節のフィーユをいただいて感激した。それでも念のためにと、サツマイモスイーツを探してみると、シャトレーゼ「焼き芋みたいなケーキ」、スターバックス...
大正

以て後昆に伝へむとしかいふ

水のない土地には、立つことができても生活はできない。海を陸化した干拓地の成否は、水の確保にかかっていた。我が家の周辺も江戸時代の干拓地だが、水は旭川から取水する西川用水で確保している。同じ児島湾干拓地の米どころ興除地区は、どのようにしたのだ...
鎌倉

幻の神風前日の攻防

先月28日に松浦市教育委員会が、鷹島沖に沈む元寇船からマージャンの起源と見られる遊戯具が見つかったと発表した。日本征服と言っても長い船旅、常に緊張感に包まれた状況ではなかった。「この船団見たら倭人もびっくりだろ。尻に帆をかけて逃げ出しちまう...
飛鳥

新羅征討計画はあったのか

大人気ドラマ「VIVANT」で中国の秘密情報組織が日本人を拷問する場面があった。これを中国紙が取り上げ、「中国を侮辱し、中国脅威論を誇張している」と批判している。ドラマですからご寛容のほど…とお願いしたいところだが、現在の日中関係を鑑みれば...
南北朝

馬屋原氏は源氏か平氏か

現代の一般人にとって血筋など何の関係もないと思ったら、伏見宮貞成親王の血筋が注目されている。長男は天皇家、二男は皇族と養子縁組が可能な旧皇族11宮家につながる。源氏も平氏も血筋は天皇家から分かれており、武家の多くは自らの祖先を源氏平氏に求め...
戦後

いわゆる正義の戦争よりも

戦争は忘れたころにやってくる。戦争を知らない子どもたちであってもベトナム戦争には猛烈に反対していたものが、近年は戦争反対ばかり唱えていると「お花畑」と冷ややかな目で見られるようになった。戦争の抑止は防衛力増強にあらず。外交努力にしくはなし。...
安土桃山

播州一の名城はどこか?

播州一の名城なら姫路城で異論はないだろう。播磨一国どころか、日本が誇る国宝にして世界文化遺産。姫路空襲にも焼け残った奇跡の天守閣である。続く世界遺産を目指しているのは彦根城。姫路城天守閣に比べ半分の高さながら、破風の数(18)は一つ多くて日...
平安

教信の念仏に如かず

題目なり念仏なり一心に唱えていると無我の境地になり、我に返った時にすっきりした心地となっている。邪念が吹き飛んだのだ。こういうのを宗教的カタルシスというのか。念仏、仏を念ずる方法は大きく二つあり、すなわち観想と称名である。宗教は心の持ちよう...
平安

校歌に歌われた古代の駅家

加古のうまやの跡遠き ゆかりの里の若草よ♪と歌うのは、加古川市立野口小学校の校歌である。創立150年を超える伝統校は、自らの誇りを古代山陽道の駅家から説き起こす。古代官道のルートや駅家については不明な点が多々あるが、ここ播磨では先進的に調査...
大正

オノテツの電車が抜けたトンネル

中国山地を抜ける電車なら「やくも」か「スーパーはくと」である。山あいを滑るように走る色鮮やかな列車が旅へ誘うように感じる。この電車が走る路線は、交通の難題である陰陽連絡を担っている。明治から大正にかけて鉄道網の整備が進んでいた頃、様々な陰陽...