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戦前戦中

日本軍の大陸間弾道弾

風船爆弾。メルヘンチックな「風船」にそれとは不釣合いな「爆弾」が組み合わさり、よく言えば不気味な新兵器、はっきり言ってしまえば、おもちゃまがいの珍兵器のイメージである。しかし、実際は科学技術の粋を集積したハイテク兵器であった。そのことは鈴木...
戦後

ウォーナー伝説の史跡

先の大戦で東京や大阪、名古屋などの都市は激しい空襲を受けたのに、京都や奈良、鎌倉はほとんど無傷だった。なぜか。それは、古都の文化財を守るためアメリカが配慮したおかげである。このことは、かつての常識であった。北茨城市大津町五浦の茨城大学五浦美...
大正

土饅頭に眠る天心

二十年ほど前、初めてスキーに行ったのが妙高高原(新潟県)で、その時泊まったのが赤倉温泉の「岡倉」という民宿だった。宿のパンフレットには「岡倉天心ゆかりの宿」というキャッチコピーがあったが、どのようなゆかりなのか分からなかった。そして、岡倉天...
江戸前期

水戸黄門の湧水伝説

水戸黄門とはテレビドラマの世界であって諸国漫遊などしていない、と思っていたら、漫遊の証拠物件に出くわした。もっとも諸国ではなく水戸領内のことだ。北茨城市大津町五浦に「黄門の井戸」がある。どのような謂れがあるのだろう。説明板を読んでみよう。黄...
明治

津波がさらっていった文化財

津波が何ものをも容赦しないことは、このたび心底から思い知らされた。分かっているつもりだったのだが、かつて訪れた史跡が失われたと知って、遅まきながら現実のものと実感した。北茨城市大津町五浦に「六角堂」があった。3月13日の毎日新聞の東京朝刊で...
幕末

東武皇帝への道

反政府行為を正当化し反乱軍の権威を高めるために、皇族が擁立されることは歴史上たびたびあった。古くは恵美押勝の乱における塩焼王、新田義貞が奉じた恒良親王、応仁の乱で山名宗全が擁した南帝などだ。そして、その最後が今日紹介する輪王寺宮公現法親王で...
平安

来るなかれという幻の関

東北へ帰るという同僚がいたので乗せてもらい、常磐道で勿来まで来た。福島県に入ったのはこの日が初めてだった。その日のうちに歩いて茨城県に戻ったので、結局半日ほどの滞在だった。あれから何年もの月日が過ぎた今では、宝石のように貴重な想い出だ。いわ...
明治

関東大震災のトモダチ作戦

このたびの震災では米軍がずいぶんと助けてくれた。「トモダチ作戦」とはいい命名だ、さすが、アメリカは日本のことを友達と思ってくれているんだな。そう思っていたら、作戦名は日本政府が名付けたものと知って、少なからず落胆した。しかし、歴史は紐解いて...
源平

東京は名馬の産地だった

ハイセイコー、シンボリルドルフ、オグリキャップ…名馬といえば思い出す競走馬だ。いや競馬はどうでもいい。歴史ドラマに馬は欠かせないが、名のある馬となるとなかなか出てこない。今日紹介するのは、あの有名な先陣争い(やはり競争だった)で活躍した名馬...
鎌倉

日蓮大聖人の御入滅

宗教改革というのは何がしか原理主義的な色彩を帯びるものだ。コーランへ帰れ。聖書へ帰れ。法華経へ帰れ。そして、既存の宗教を擁護する権力と戦うことを辞さない。その姿勢は過激だと評されるだろう。しかし、その英雄的な行動が世の人々を惹きつけ歴史を創...