gyokuzan

幕末

日本初の本格木造復元天守

二宮金次郎なら近くの古くからある小学校にいた。薪を背負って『大学』読んでいる勤勉な姿は、混迷の世をひたむきに生きる私たちを勇気付けてくれる。もっとも、ランドセルを背負ってスマホを見ている小学生も同じ姿勢に見えるが、これでいいのだろうか。本日...
南北朝

平らけく安らけく

靖国神社と安国寺は関係なさそうに見えて、名称の意味は相通じている。国を平安にすること、政治の目的はこれに尽きると言っていいくらいだ。そして、靖国神社は近代の対外戦争、安国寺は南北朝動乱、それぞれの戦没者を慰霊するために建立された。国分寺に倣...
幕末

岡山城下町が通過できなかった頃

長州征伐の失敗が幕府崩壊、明治維新を導いたことは疑いない。ならば、長州藩に対して武力を行使しなければ、幕府は存続し得たのだろうか。傍若無人にトラブルを引き起こす長州藩を放っておけただろうか。各藩もまた対応に苦慮していた。長州藩の唱える尊王攘...
戦後

未完成の県道から見物する滝

西播磨を南北に結ぶ道路はいくつかある。国道なら373号。山陽と山陰を結ぶ歴史ある道路だ。高速なら播磨自動車道。陰陽連絡の最速版だ。県道なら44号相生宍粟線だが、播磨自動車道と並行する部分で未供用区間がある。そしてもう一つの県道449号多賀相...
室町

中世山陽道の旅人が祈った地蔵像

菩薩には観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩などありがたい仏様がたくさんいらっしゃるが、親しみやすいのは、やはり地蔵菩薩、お地蔵さまだろう。笠地蔵などの昔話に登場し、史跡巡りでよくお目にかかる。「人は峠を越え、汽車はトンネルを抜ける」で紹介したよう...
古墳

地中深くに安置された竪穴式石室

松木武彦先生の『古墳時代の歴史』を読んで勉強になった。前方後円とか上から見た形ばかり話題になる古墳。当時の人々は横から見ていた。そりゃそうだ。ドローンじゃあるまいし、上から見ることはない。ならば私たちは横からの見た目にも着目しなくてはならな...
戦国

安芸守を名乗る山

あの平清盛も任官された安芸守。「松平安芸守」とは広島藩浅野本家の名乗りである。さすがは安芸の太守、中国最大の大藩である。この由緒ある「安芸守」を名乗る山があるという。行ってみよう。浅口市鴨方町益坂(ますさか)と同市金光町地頭下(じとうしも)...
神話

鬼退治の副作用で冷泉に

温泉にまつわる伝説はけっこうある。このブログでも三朝温泉や武雄温泉の開湯伝説を紹介した。湯が湧き出すのはありがたいが、逆に涸れてしまうこともあれば、ぬるくなってしまうこともある。大地のこうした不思議を科学的にではなく、合理的に説明しようとす...
弥生以前

鬼気迫る大自然の羅生門

「下人の行方は誰も知らない。」という最後の一文が有名な『羅生門』の実物は、正確には「羅城門」という。平城京では奈良市西九条町五丁目の公園に「平城京羅城門跡」の石碑がある。平安京では京都市南区唐橋羅城門町の公園に「羅城門遺址」の石碑がある。下...
神話

備後に孝霊天皇の陵墓がある!?

第7代孝霊天皇は『古事記』によると106歳、『日本書紀』によれば126歳まで在位76年にして崩御したという。譲位されたとの記録はない。ところが異説はあるもので、譲位したかもしれないという史跡を、本日は紹介しよう。府中市栗柄町(くりがらちょう...