江戸中期

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12か村を相手に勝訴した村

「令和」という元号が全国で初めて地名となったのは東京都大田区の「令和島」で、東京湾にある人工島「中央防波堤埋立地」の一部である。この人工島は帰属をめぐって大田区と江東区が17年間も争っていた。令和になった昨年の9月20日、東京地裁が79.3...
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搾り取ったら一揆が起きた!

「苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)」という難しい四字熟語を分かりやすく言い換えた人が、神尾春央(かんおはるひで)という勘定奉行である。「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」こりゃひどい。この言葉を『西域物語』で紹介した経世家の本多利明...
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寛政六年のナビゲーター

今はGPSなるものがあるから困らないが、昔の旅は大変だったろう。目的地まであとどれくらいあるんだ?本当にこの道でいいのか?この分かれ道はどっちに行けばいいんだ?迷いと不安が尽きることがなかったのではないか。GPSがなかった頃、私は登山でもな...
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今に伝える念仏の法灯

言われて初めて気付くことがある。そういえば、お寺や神社の拝む場所には張り出した屋根がある。雨に濡れなくてすむし、意匠としても美しい。この部分を「向拝」と書いて「こうはい」とも「ごはい」とも読む。尊い神仏を拝む場所だから「御拝」とも書いた。だ...
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飛地領を治めていた陣屋

地図を見る楽しみに「飛び地探し」がある。分かりやすいのは米国のアラスカ州、ロシアのカリーニングラード州、和歌山県の北山村だ。スペインがアフリカにもつ飛び地、セウタとメリリャも気になる。千葉県東金市上布田と山武市下布田は飛び地が入り組んでいる...
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持ち帰られたお地蔵さまの首

私の高校生の頃には、マルクス主義史学がさかんだった。日本史の学参に、明治維新は絶対主義の形成かブルジョア革命か、というコラムが載っていたが、今となってはどうでもいい話だ。マルクスの階級闘争史観を日本に当てはめようとするから無理が生じたのだ。...
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芭蕉翁とともに吟じた思い出

松尾芭蕉は人知れず流浪する孤独な俳人かと思ったら、生前から大人気の俳諧師であった。この点は以前に紹介した漂泊の俳人、尾崎放哉とは異なる。本日は、芭蕉の人気ぶりを示す句碑を紹介することとしよう。愛西市佐屋町宅地(たくち)に「水鶏塚(くいなづか...
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薩摩義士血涙史の誕生

総アクセス数が39万を突破しました。これもひとえに皆様のおかげと深く感謝するとともに、いっそうの精進を誓います。今後ともよろしくお願いいたします。モリカケ問題は自ら死を選ぶ役人まで出しながら、もう終わったかのように誰も口にしなくなった。権力...
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割れた地蔵が語る権力者の横暴

この夏に「平成最後の百姓一揆」が起きたという。甲子園で決勝まで行った金足農業の快進撃を指すハッシュタグである。農業高校の奮闘を「百姓一揆」と呼んで盛り上がるのだから、我が国は平和なのだとつくづく思う。メンバー全員が秋田出身であることを「地産...
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お地蔵さまと考える食料危機

この夏、チェコのエルベ川で「飢餓の岩」が出現し、人々が恐れおののいたそうだ。ふだんは水没しているが、日照りが続くと水位が下がり、凶作を引き起こすほか河川による物流の障害となる。このため、過去に何度も飢饉が発生してきた。岩には「私を見たら涙す...