安土桃山

豊臣系武将の豊岡城

戦うための施設だった城跡と平和に憩うための公園の親和性はたいへん高い。このブログでも福山城公園、鶴山公園、明石公園などを採り上げた。福山城は築城400年を機にリニューアルされたし、鶴山公園は「さくら名所100選」の地として有名だ。明石公園は...
江戸前期

大石りくの実家とその主家

ねとらぼ調査隊が昨年4月に実施した調査「テレビドラマで大石内蔵助を演じた歴代俳優で一番好きなのは?」で、トップ3は里見浩太朗「忠臣蔵(1985)」、二代目中村吉右衛門「忠臣蔵~決断の時(2003)」、五代目中村勘九郎「元禄繚乱(1999)」...
明治

豊岡藩主京極家の歴史

大好評だった大河『鎌倉殿の13人』の第4話に、歯が抜けてフガフガしゃべる爺さんが登場した。頼朝が挙兵すると聞いて駆け付けた老将、佐々木秀義(康すおん)である。源平合戦で活躍する佐々木四兄弟の父でもある。四兄弟のうち三男盛綱については「地味な...
江戸後期

こけたお地蔵さまが伝えたいこと

吉本の舞台では定番のギャグが登場すると全員がこける。ギャグそのものは意味不明でも、みんながこけると面白く感じてしまう。何度も見ているうちにクセになり、来るぞ来るぞと心待ちするようになる。本日は、こけたお地蔵様のお話である。こけるといっても、...
弥生以前

尾根上にある古代の大霊園

墓地の地図記号は墓を横から見た形である。以前の記事で青山霊園の墓についていくつか書いているが、林立する無数の墓碑からお目当ての著名人を探すのは大変だった。地理院地図を見ると墓地の記号も林立している。青山霊園は美濃郡上藩主の青山家の下屋敷跡に...
江戸前期

熊沢蕃山のふるさと

「憂きことのなほこの上につもれかし限りある身の力ためさん」という古歌は、時に山中鹿介の作と誤り伝えられる。おそらく「願はくは我に七難八苦を与へたまへ」と混同されているのだろう。古歌の作者は熊沢蕃山が正しい。偉大な陽明学者熊沢蕃山の名は、岡山...
飛鳥

星降る真星の星神社

星降る夜という素敵な表現がある。漆黒の宇宙に散りばめられた星々が空を満たしている光景が思い浮かぶ。本当に星が降ったという伝説もある。いちばん有名なのは山口県下松市で「下松発祥之地 七星降臨鼎之松」という石碑が建てられている。本日は岡山県の降...
弥生以前

千代に八千代に三億年

君が代は小学生の頃から意味も分からず歌ってきた。式典を厳粛にする呪文に節をつけて唱えているように思えた。「さーざーれー」「いーしーのー」が「さざれ石」で、細かい石を意味することを理解するのには、かなりの歳月を必要とした。さざれ石が巌(いわお...
安土桃山

月田城の最寄駅は急行終着点

家に岡山駅の古い時刻表があって、聞いたこともないような特急や急行を見つけて楽しんでいた。行先は上りなら大都会、下りなら有名な地方都市なのだが、月田駅が終点という珍しい急行列車を見つけた。昭和47年10月2日改正の時刻表である。その急行は岡山...
安土桃山

搦手を守った忠義の武将

城には「大手」と「搦手(からめて)」がある。日本経済を動かしている大手町は、江戸城の正門大手門があったことに由来している。つまり大手は城の正面である。何事にも表と裏があるものだ。表を固めて敵の動きをしっかり見ておくこと大切だが、裏にも気を付...