江戸前期

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明の国書を手にした大名

綾本墨書明王贈豊太閤冊封文(りょうほんぼくしょみんおうぞうほうたいこうさっぷうもん)という国の重要文化財がある。文禄の役の後に秀吉を激怒させたという明の国書である。超大国の威厳を見せつけるかのような堂々とした佇まいを見せている。その内容が秀...
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破却をまぬかれた国宝天守

ブログ開設以来の総記事数が1700に達しました。ご愛読いただき、感謝に堪えません。史跡散策に役立つ情報を提供できればと思っております。今後とも何とぞ、よろしくお願いいたします。興福寺の五重塔が250円で売却されそうになったのは有名な話だ。廃...
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さんまは目黒に限る(別伝)

目黒のさんま祭りで呑み喰いしたことは、忘れがたい思い出だ。香ばしさに誘われて、すっかり酩酊。第9回の祭りのことである。昨年中止となったのが第25回だから、ずいぶん昔のことになる。祭りの由来となったエピソードは、アーカイブズ「さんまは目黒に限...
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ピュアな信仰を貫いた人々

民主主義は共産主義のようなユートピアのイデオロギーに過ぎないのか、それとも普遍的な価値なのか。冷戦が崩壊しフランシス・フクヤマ『歴史の終わり』が話題となった頃は、自由でリベラルな民主主義は、これ以上変化しようのない到達点かのように思われた。...
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開きかけた宝篋印塔

専門家は発掘された土器や苔むした石造物の年代を言い当てる。同じようにしか見えないんですけど、と思って聞けば、デザインが違うのだと言う。「自動車も家電もファッションも、その時代らしさがありますよね。スマホだって古い機種だな、と見分けがつくでし...
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箸立伝説と挿し木の近しい関係

コンビニでお弁当を買ったはいいが、箸が入っていなかった。仕方がないから、小枝を箸の長さに折り、表皮を剥がした後によく拭いて使ったことがある。無事にお弁当がいただけたことに感謝し、箸にした枝を地面にさしておいた。数年後に同じ地を訪れると、その...
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女歌舞伎は見る者市の如し

大河『麒麟がくる』のストーリーを一次史料で確認できる事実のみに限定したら、ドラマにならないだろう。それほど光秀の生涯は不明瞭なのだが、主君信長を倒すという衝撃の事実によって、知らぬ者なしの有名人になった。これまでは、いじめられた末についにプ...
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余りに壮大なため壊された城

秋が深くなると天空の城が人気となる。雲海の中に浮かぶ竹田城跡がもっとも有名だが、備中松山城や越前大野城も天空の城として喧伝されている。朝日に映えるその絶景を見ようと思えば、朝早くから準備し、城が一望できる高所にいなくてはならない。それもよい...
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城下町高松を築いた恩人

福知山市や亀岡市では『麒麟がくる』以前から明智光秀が高く評価されていた。城下町や治水の基盤を築いた「恩人」なのである。同様な例は全国各地にあって、岡山市は宇喜多直家、福山市は水野勝成に感謝し、蒲生氏郷は松阪市と会津若松市の両市で顕彰されてい...
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我が国で最も有名な人工島

我が国で最も有名な人工島は、ポートアイランドだろうか、関空だろうか、それともやはりお台場か。いや、もっと歴史があって重要な人工島がある。長崎の出島だ。今は埋立によってとても島には見えなくなっているが、将来的には四方に水面を確保し、扇形の島を...