戦後

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椿の巨樹は長寿の象徴

ツバキはうちにもあって、毎年冬には可憐な花を咲かせている。そのツバキのうち最古にして最大なのが岩手県の天然記念物「大船渡の三面椿」で、樹齢およそ1400年、根回り8mという巨樹だそうだ。本日はそこまでではないが、瀬戸内の港を静かに見下ろして...
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水枕の中で荒れる海

一茶には「朝からだるう」見えたという夏の雲。おそらく朝からムシムシしていたのだろう。ひと雨降らして涼しくしてくれ、と頼むような気持ちだったかもしれない。今はまだ6月だから気温はそれほどでもないが、マスク内の湿度は100%超で結露して困ってい...
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往来を見つめる峠の二本杉

杉フレーバーの樽酒はちょっとした贅沢だ。吟醸香ももちろんよいが、たまには杉の香を、清楚な杉の材色や静寂な杉木立を思い浮かべながら楽しみたいものだ。よく見かける菊正宗の樽酒は吉野杉だそうだ。奥吉野の玉置神社には樹齢3000年という「神代杉」が...
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地名に秘められたパワー

銭函駅がどこにあるのか知らないが、入場券を持っている。昔ながらの硬券で「49.12.22」の日付が入る。愛国駅から幸福駅までの切符も持っている。こちらはずいぶん前に廃止になったと聞いている。日付は「49.12.14」。昭和49年である。19...
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伯備線高速化の軌跡

小学生の頃、母親に備中松山城へ連れて行ってもらった。備中高梁駅まで国鉄伯備線に乗ったのだが、当時まだ気動車だった。家族旅行などめったになかったから、大喜びで車窓にへばりついていた。へばりつくといえば、その頃の線路には時々白い紙がレールや枕木...
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日本の中心はここだった!

日本の中心はどこか。日本列島を円で囲った中心にあるのは渋川市だ。「日本のまんなか渋川へそ祭り」があるが、今年は延期だそうだ。日本まん真ん中センターがあるのは郡上市美並町だ。長く人口重心地の地位を保っていたが、現在の重心は別の場所らしい。「日...
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父祖の地に眠るダンディズム作家

今年3月にねむの木学園で知られる宮城まり子さんが亡くなった。93歳であった。人気歌手の宮城さんが新進気鋭の作家吉行淳之介と出会ったのは昭和32年、女性誌が企画した鼎談だったという。ちなみにもう一人は写真家の秋山庄太郎である。いま芸能人の不倫...
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干拓地の恩人と幻の鉄道

曜変天目を藤田美術館で見た時の衝撃は忘れられない。吸い込まれそうな小宇宙がそこにあった。多くの貴人を魅了し再現不可能ともいうあの瑠璃色はどこから来たのか。そもそも、12~13世紀南宋の作品がなぜここにあるのか。世界に三椀のみという曜変天目の...
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分水嶺に立っている私たち

今月8日に政府が7都府県に緊急事態宣言を発出し、人々の接触機会の8割減を要請した。これに倣って感染者が増えている他地域でも独自の緊急事態宣言を出し、不要不急の外出をしないよう呼び掛けている。宣言の期間は来月6日までだが、果たして解除できるだ...
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阿房列車から見えた多宝塔

ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。2013年度新聞広告クリエーティブコンテストの受賞作品のコピーである。視点を変えれば別の世界が見えてくる。時に立場を変えて、いろんな感情があることに気付くことの大切さを教えてくれた。学校で...