gyokuzan

安土桃山

急ぎだから、落ち着け!

大相撲11月九州場所で新入幕を果たした「若隆景」は、いきなりの4連勝だったがケガのため5日目から休場した。兄が二人いて「若隆元」「若元春」というそうだ。なんと毛利三兄弟が力士として現代に蘇ったのである。兄はまだ幕下、十両であり、新入幕は若隆...
大正

国家自ら罪悪を犯すって?

フランシスコ教皇の来日で「法王」がすっかり過去のものとなった。以前は「教皇」こそ十字軍や叙任権闘争など、欲望と権力にまみれたような歴史用語だったが、今や平和の象徴であるかのように受けとめられている。教皇は日本滞在中の演説で「核兵器廃絶」を強...
戦前戦中

セーラー服とカモメたち

泣ける名曲「かもめはかもめ」は、若山牧水の絶唱「白鳥は哀しからずや…」をモチーフとしているのだろうか。海の青、空の青にも染まることなく、ゆらりゆらりとただよう姿は、どこかあきらめの境地に見える。しょせんかもめなんてさ、ひとりで空をゆくのが似...
戦後

祖国へと命を運んだ連絡船

子どものころ『岸壁の母』という歌がヒットしていたが、母が何をしに岸壁に来たのかよく分かっていなかった。外地から引き揚げてきた人が身近にいなかったこともあり、「舞鶴」という地名に特別な思い入れを抱くこともなかった。舞鶴に初めて行ったのは数年前...
奈良

空を見上げ、物部氏を思う

「塔の上なるひとひらの雲」と結ぶ秀歌がある。薬師寺の美しい三重塔を見上げれば、澄み切った青い空に一片の雲が浮かんでいるではないか。清々しい秋の空気を感じる歌だ。感動のゴールの決め手は浮かぶ雲だろうが、アシストしたのは三重塔である。そこに塔が...
南北朝

後醍醐天皇のおみこし

JR姫新線は姫路駅近くは都会らしい混み具合で本数も多いが、津山駅周辺はそれほどでもない。今は静かなこの路線を、昭和天皇を乗せたお召列車が昭和22年と42年に通過したことがある。姫新線によく似たルートの旧出雲街道を通って隠岐へと流されたのは後...
江戸前期

信長公に認められず命拾い

岡山県でいま人気のある大名は誰だろうか。備前岡山では宇喜多秀家。戦国の貴公子と呼ばれ、イベントが開かれている。備中高梁では山田方谷。主君よりも家臣が人気で、大河ドラマ化の署名が100万人に達したそうだ。作州津山では藩祖森忠政だろう。他地域に...
江戸前期

人柱を選ぶ理不尽な方法

いま我が国最大の難工事と予想されているのが、リニア中央新幹線の南アルプストンネルである。延長約25km、地表からの深さは最大約1400mという想像を超える規模だ。しかも、工事中の大量出水により大井川の水量が確保できなくなるのでは、と強い懸念...
安土桃山

すべての人に大いなる慈悲を

ブログ開設以来の一日の平均アクセス数が120を突破しました。ご覧いただいている皆様に感謝し、ここにいっそうの精進を誓います。今後ともよろしくお願いいたします。「この場所は、わたしたち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れと...
源平

源範頼も生きていた!

生存伝説ほど面白いものはない。死んだはずの人が生きているのだから、驚くと同時におめでたいことでもある。話としては面白いが、実際には空想の産物に過ぎないようだ。西郷隆盛、大塩平八郎、明智光秀、安徳天皇、そしてスケールの大きさで有名なのが源義経...