源平 都へ立ち帰ることができたなら
弟が笛なら兄は琵琶の名手、そして父は勅撰集に載るほどの歌詠みである。なんとも文化的な家族であることよ。しかし、明日をも知れぬ境涯は武士の定め、三人とも戦場に散る運命を甘受したのである。兄弟は一ノ谷で討ち取られ、父は壇ノ浦で入水した。高砂市阿...
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