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大正

ラッキョウ汽車の走った鉄道

今春また一つ、鉄道路線がその役目を終える。JR西日本の三江線である。幾度も災害から復旧し、何度も利用促進のキャンペーンが行われたが、存続はかなわなかった。今も大雪のため三次・浜原間で運行が休止されているという。『地方消滅』という本が指摘した...
江戸前期

我が国最高の月景色

総記事数が1200本となりました。お読みいただきまして、誠にありがとうございます。美しい風景を「八景」と呼んで愛でることは、江戸時代にさかんになった。駅名にまでなっている「金沢八景」は歌川広重が浮世絵に残しているし、千葉の「臼井八景」は本ブ...
明治

ヒト、モノ、カネが動く街

今や物流にドローンが参入するかという時代になってきた。しかし、落っこちないかとか行方不明にならないかなど、まだまだ課題は大きいようだ。現在、自動車と船が主体の国内物流は、ドライバー不足やら燃料費高騰やらで苦労は絶えないが、不動の二強であるこ...
平安

渤海(ぼっかい)からのお客さま

いよいよ明日は平昌五輪の開会式だ。出席するVIPとして大注目なのが、キム委員長の実妹、キム・ヨジョン(金与正)さんである。美女応援団もそうだが、北朝鮮の融和姿勢を素直に受け入れていいのか迷うところだ。同じ民族でさえ難しい外国使節の受入れであ...
室町

織田信長の難関突破

「難関突破守」というありがたいお守りを受験生に授与しているのは、金崎宮(かねがさきぐう)という神社である。両端を紐で結んだ珍しい形で「小豆袋守」ともいう。戦国時代のエピソードにちなんでいるというので、現地を取材してきた。敦賀市金ヶ崎町に「金...
南北朝

いかやうにしたるがよきものぞ

来年春、皇太子殿下が譲位によって第126代天皇となられる。皇位が安定的に継承していくことは、誠に喜ばしいかぎりだ。だが歴史をたどれば、泥沼のような皇位継承もある。本日は、第97代天皇に数えられるはずであった悲劇の皇太子と、その異母兄で武士の...
明治

国内最古級の鉄道建築物

煉瓦にノスタルジーを感じるのは赤いからだろう。原料の鉄分が酸化焼成で赤く錆びるからだそうだ。その赤はビビッドではなく、落ち着いた色味であり、少々不揃いであることも多い。そんな人間らしさを感じさせるところに惹かれるのだと思う。敦賀市金ヶ崎町に...
江戸前期

芭蕉が詠んだ沈鐘伝説

日本三大沈鐘伝説地という言い方をするのかどうか知らないが、鐘が沈んでいるという伝説で有名なのは、「筑前の鐘の岬・越前の鐘が崎・隅田川の鐘が淵」(志田義秀『日本の伝説と童話』大東出版社)である。今の地名ではそれぞれ、宗像市鐘崎、敦賀市金ヶ崎町...
鎌倉

神前に真砂をになひたまふ

旅をしていると、どう解釈してよいのか分からないモニュメントに出会うことがある。抽象的な造形なら都市デザインに溶け込んで気にならないが、今日紹介する群像は実に具体的だ。ポーズがキメキメの人物なら偉人像だと分かる。しかし、この群像は作業風景にし...
安土桃山

義の武将よっしー

敦賀市公認キャラクターは「ツヌガ君」、「よっしー」、「バショさん」の三人である。このうち「ツヌガ君」は「「敦賀」発祥の王子さま」でキャラ進化以前の姿を紹介した。「バショさん」は一昨年、氣比神宮境内地のほぼ全域が名勝「おくのほそ道の風景地」に...