鎌倉

鎌倉

一遍上人の美作巡錫物語

宗教的な高揚感を得るためには、まずは無心になることが大切だ。静かに手を合わせて礼拝する。そして一心不乱に「南無妙法…」なり「南無阿弥…」なり、または「オンコロコロ…」なり、宗教的な言葉を唱えるとさらによい。大勢で一斉に勤行すれば、そこに聖な...
鎌倉

嗚呼、承久の乱800年!

京都文化博物館で「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」というめったにお目にかかれない秀逸な展覧会が4月6日に開幕した。しかし、緊急事態宣言の発令により25日から5月11日まで休館となり、さらに宣言延長のあおりを受けて再開する...
鎌倉

歴史と伝説のテーマパークAIJ

現代では大人しい牛と猛々しい鬼のイメージは結びつきにくいが、かつて「牛鬼」という妖怪がいた。『枕草子』百四十八段にも登場するから、けっこう古くから人々を怖がらせていたようだ。頭が鬼で首から下は牛の姿の鬼面牛だという。その牛鬼を封じ込めたとい...
鎌倉

色鮮やかな最古の木造建築物

冬枯れの道を走って行き着いた先に、鮮やかな朱塗りの塔があった。朝日を浴びて輝く以上に映えて見える。漫画でよく見る後光のような印象だ。この場所でこの時間にこの塔に向き合える奇跡。贅沢な旅とはこのことだろう。美作市真神(まがみ)に「長福寺三重塔...
鎌倉

みやこ人たれふみそめて

承久の乱は日本史上最大の画期であるといって過言ではないだろう。源平合戦の頃には、後白河法皇の策略に武士は翻弄されていた。それから三十数年を経て承久の乱の戦後処理では、3人の上皇と2人の皇子の配流、天皇廃位、所領没収という過酷な処分を武士が下...
鎌倉

中世山陽道に見られる祈りの場

関東を旅していると、頂部が山形をした板状の供養塔に出くわすことがある。それが印象深く感じるのは形が珍しいからだけではない。翠緑の石は自然の中にあって際立つ存在感を放つ。このブログでも「だけども問題は今日の雨、みのがない」で紹介したことがある...
鎌倉

祈・日蓮聖人佐渡遠流750年!

あけましておめでとうございます。令和三年がみなさまにとって良い年となるようお祈りするとともに、コロナ禍の一日も早い収束を願っております。気持ちを強く持って生き抜きましょう。よろしくお願いいたします。文永八年(1271)月十一月一日、日蓮聖人...
鎌倉

鎌倉殿を支えた美作守護職

「鎌倉殿の13人」とか「十三人の刺客」、「13日の金曜日」、「ゴルゴ13」、「13歳のハローワーク」、そして大阪の十三に伊丹十三。13はかくも身近な数字である。再来年の大河の13人のうち、梶原景時を中村獅童さんが、和田義盛を横田栄司さんが演...
鎌倉

旅の途上で亡くなった寵妃

再来年の大河「鎌倉殿の13人」が楽しみでしょうがない。テンポのよい展開で画面から離れられなくなる三谷作品だ。主役の北条義時を小栗旬さんが演じる。昔々に「草燃える」を見ていたので、頼朝死後のドロドロした権力争いには多少の知識がある。この時の義...
鎌倉

鬼がいないのは藤の花のおかげ!?

藤色という絶妙に美しい色がある。明るい青紫なのだが、言葉で説明するよりも、フジの花を思い出していただくと十分だろう。清楚で気品のある色をした花の房が藤棚から下がるのを見るだけで、四季ある星に生まれ合わせたことを感謝せずにはいられない。喜んで...