明治

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美作中等教育の嚆矢濫觴

思い起こせば私が木造校舎で学んだのは二年間で、小学校1年生と中学校1年生の時である。少子化が進む今とは違って、教室が不足し鉄筋コンクリート造の校舎がどんどん建てられていた。大掃除でワックスを掛けた後の階段でよく滑ったことを覚えている。世間一...
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尾車部屋の親方と横綱大関

琴風のがぶり寄りという波動砲はすごかった。必死感が伝わり見る方にも力が入る。千代の富士の好敵手として館内を沸かせた大関である。引退後は尾車親方として後進の指導に当たり、今年定年を迎えた。尾車部屋は閉鎖されたが、再雇用で協会に残って活躍してい...
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日時計は淡路の文明開化の象徴

時間は天体の動きによって決まるのかと思ったら、今や原子の振動である。それでもやはり、お日さまの位置とか腹の減り具合とか人間らしい基準は日常的に健在だ。江戸時代には暮れ六つとかざっくりとした不定時法だったが、暮らしに困らなかったのだから、それ...
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主人公の内部から見たその世界

岩野泡鳴(ほうめい)という自然主義の作家がいる。文学史で聞いたことがあるが読んだことはない。どこの人かと思ったら、筆名にヒントがあるそうだ。泡は阿波、鳴は鳴門。徳島藩にルーツを持つ家の出身である。彼の詩碑が徳島藩領だった淡路島にあるので行っ...
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漁場の範囲は従前通り

ロシアはトルトネフ副首相は6月10日、「北方四島周辺の日本の漁業権は取り上げられるだろう」と述べた。ロシアの好意で魚を獲らせてもらっている我が国は、スケトウダラ、ホッケ、タコなど約2200トンに対して、協力金を2130万円支払うこととしてい...
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巨大蜂の伝説と明治のパンデミック

人形峠はウランで有名だったが、真のレゾンデートルは今も昔も作州津山と伯州倉吉を結ぶ重要ルートであることだ。国道179号は快適な道で、ちょっと長めの人形トンネルを抜けると、鳥取県を滑るように下っていく。あたりが街になったら、そこは倉吉である。...
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殖産興業の女性活動家

昆虫食がゆっくりと普及しているようだが、このほどタイカレーに仕上げた「昆虫がおいしい カイコのカレー」が発売されたという。1缶に31匹分のカイコさなぎが入っており、うち8匹は姿煮、残りはパウダーである。かつてカイコは繭で日本経済を支えていた...
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皇太子殿下に極上のおもてなし

高台に位置する岡山国際ホテルはけっこう遠くからも見つけることができ、天皇陛下がよくお泊りになっている。その理由は警備のしやすさだと聞いたことがある。アクセスルートが限られるから、確かにそうなのかもしれない。現代では天皇、皇太子、その他皇族方...
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あじさい寺は文学のお寺

「あじさい寺」として親しまれているお寺は全国各地にある。境内を何千もの花々が彩り、訪う人の目を楽しませてくれる。私が訪れたのは梅雨入り前の初夏。それほど咲いてはいないが、ところどころに瑞々しい装いを見ることができた。ここは作州津山の長法寺。...
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血税一揆から学ぶこと

大河『青天を衝け』は見ていないのだが、維新礼賛の司馬史観を脱却したと高く評価されている。これまで私たちには暗愚な幕府と聡明な薩長という思い込みはなかっただろうか。実のところ、幕府によって進められていた近代化の果実を、暴力で奪ったのは薩長に他...