明治

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県庁所在地としての誇り

県庁所在地は小学生でも知っている。語呂合わせでの覚え方もあるようだ。他の都市がどんなに町おこしをしようとも、知る知らないのレベルでは県庁所在地にはかなわない。首都の移転ではたくさんの自薦があったくらいだから、県庁があったならと思っている都市...
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条約灯台の気品

端っこが好きなので最南端と聞くとついつい行ってしまう。日本の最南端の沖ノ鳥島には行けないが、ここなら行ける。千葉県安房郡白浜町白浜(現南房総市白浜町白浜)に「房総半島最南端の地」の碑が建てられている。以前に千葉県最東端の犬吠埼、最西端の洲崎...
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白鳥はかなしからずや

どの学年のことだったか、国語の教科書で「白鳥は哀しからずや…」の歌を習った。この作品は勝れて叙景的であると同時に、孤独な自分を投影できる叙情的な秀歌である。すぐに憶えて何度も口ずさんでみた。どこが舞台なのかと思ったらここだった。千葉県安房郡...
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まてど暮らせど来ぬ人を

今年は大正百年だそうだ。明治百年は国家的に祝祭行事が行われたが今年はあまり聞かない。明治維新が日本史上の画期であることに異論はないが、今この時に再評価すべきは大正デモクラシーであり大正モダニズムではないだろうか。今日は大正モダニズムの旗手、...
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ここに地終わり海始まる

犬吠埼には行ってみたかった。台風概況でよく耳にした岬だったから。台風の位置を示す起点となっていた。犬吠埼の東南東約230kmなどと。“イヌボーザキ”という語感に地の果てのイメージを重ねて聞いたものだった。銚子市犬吠埼に「犬吠埼灯台」がある。...
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元始、女性は実に太陽であった

「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった」と平塚らいてうが高らかに謳った『青鞜』の発刊は、日本女性史の画期をなす出来事だが、その現場はあまり知られていない。文京区千駄木五丁目のNTT駒込第一ビルは「『青鞜社』発祥の地」である。それを...
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時を越えた愛の絆

豊臣秀吉死後の混乱の中で、五大老の地位から近世大名として存続できなかったのは宇喜多家のみである。時流を読み誤ったのか運が悪かったのか。うまくすれば近代華族となっていたかもしれない。板橋区板橋四丁目の東光寺の境内に「宇喜多秀家の墓」がある。ま...
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横綱の歴代を定めた男

第何代と連綿と続いてきたものに興味が湧く。どうも代々の名前と期間が気になってしかたがない。誰が何という地位にいつ就いていたか、それを記録するのが、歴史叙述の基本だからだ。品川区上大崎一丁目の宝運山摂現院光取寺(浄土宗)に「横綱力士陣幕久五郎...
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池田侯爵のお庭

岡山市に池田動物園がある。岡山で池田といえば殿様である。名君として知られる池田光政を3代目として、16代目の当主が開園した個人経営の動物園である。岡山市の子どもなら一度は行ったことのあるプレイスポットである。品川区東五反田五丁目に「品川区立...
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プリンスの邸宅

高輪プリンスホテルから品川駅へ降りる坂道(さくら坂)は、桜や新緑の季節には泣けるくらい美しい。温かい緩やかな風にのって宙に舞った薄紅色の一片が濃紺スーツの袖に付く。葉桜になると木漏れ日がアスファルトで穏やかに揺れている。袖に付いた花びらを払...