戦後

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幽霊の正体見たり枯れ尾花

マヤ暦によれば2012年に人類が滅亡する。そんな話があったが私は信じない。1999年のノストラダムスの大予言は見事に外れたではないか。1970年代のオカルトブームの渦中に小学生だった私が心配していたことは何だったのか。偉大なカール・マルクス...
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リリパット国の大仏

「大仏殿と大仏さんはどっちが大きい?」「大仏さんは大仏殿の中にいてはるのやから、大仏殿が大きいに決まってるがな」「残念でした。大仏さんが立ってみいな、天井、突き破るで」「座りっぱなしやし、たまには立てりたいわなあ。そやかて、ずいぶん腰重いの...
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愉快なはずだよ忍者号

世の中に変わったものが多いことは知っていたが、これもけっこうイケている。忍者は「忍びの者」ではなかったか。それがどうだ。ぺちゃんとルーフに貼り付いて、ニンニンみたいなポーズを能天気な顔してやっている。消えよーってゆーのか。見えてるよ。ピンク...
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いちめんの曼珠沙華

曼珠沙華には何かがあると思わせる強い個性がある。これが熱帯の植物なら何も驚かないだろう。山間部の夏が終わり気温の変化が感じられる頃、緑の中に突然のように現れる紅い花。彼岸花と一般的には呼ばれるが、キツネ花というのも聞いたことがある。有毒とい...
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地球がボイラー

エネルギー生産は、いかにCO2を排出しないかがエコの指標だったが、今やいかに危険でないかが地球への優しさというか生命の安全保障の最低条件となった。地震は困ったものだが、動く大地の最前線である日本には火山が多い。その熱を利用したのが地熱発電所...
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八丈島のキョン!

八丈島にキョンがいるとは知らなかった。というかキョンが動物であることすら思ってもみなかった。『がきデカ』のこまわり君の意味不明なギャグとしか理解していなかった。東京都八丈町大賀郷の八丈植物公園に「キョン」がいる。耳慣れていなかったので天然記...
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高度成長を支えた技術

川口を訪れるまでキューポラが何なのかを知らなかった。語感からメルヘンっぽいものと思っていた。川口は鋳物の町である。映画にもなっている。『キューポラのある街』はDVDで見た。やはり列車を見送る別れの場面は圧巻だ。その後の歴史を知っていることが...
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ハエを退治した場所

ゴミの山を名付けて「夢の島」とは、さすがに東京はすごい。都会はスケールの大きさ、発想の大胆さが違うと感心したものだ。昭和の東京を象徴する場所の一つである。江東区に「夢の島」がある。夢の島公園という都会的で爽やかな公園となっている。夢の島につ...
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第五福竜丸に学ぶ

原発事故の収束の見通しが持てない中で、また首相交代の季節になった。ボスニア・ヘルツェゴビナという国は国家元首が輪番制で8か月ごとに交代するという。代表がコロコロ変わるなんて国が安定していない証拠だと勝手に思っていたら、政治に責任を負うシュピ...
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震災が変えた景観

軍艦島というのが能登半島にあるそうだが見たことはない。私は茨城の海岸でそれを見た。太平洋や日本海のような大海を知らない井の中の私は、磯原に接岸した木々で擬装した軍艦に驚いた。その日は天気が良く海水浴を楽しむ人で賑わっていた。北茨城市磯原町磯...