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「児童福祉の母」の流刑

「児童福祉の父」と呼ばれる石井十次は、明治24年(1891)、濃尾地震の震災孤児93人を自らの孤児院に受け入れた。この時代からさらに千百年さかのぼると、「児童福祉の母」ともいうべき先駆者を見つけることができる。『日本後紀』巻八延暦十八年二月...
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「明石」と鹿殺し伝説

明石城は今年、築城400年という節目を迎えた。元和五年(1619)に小笠原忠政が築城した。そして、明石市は市制施行100年でもある。大正八年(1919)に明石郡明石町は市制を施行したのである。本日は明石の周年イベントを祝して、明石の地名発祥...
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漕ぎゆく舟のあとのしら浪

古文の時間に『平家物語』で俊寛僧都が島に置き去りにされる場面を習った。足摺(あしずり)をして、「是(これ)乗(のせ)て行け、具して行け。」と、喚(をめき)叫べども、漕行(こぎゆく)船の習(ならひ)にて、跡は白浪(しらなみ)ばかりなり。(巻第...
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名水の流れる天下の名瀑

「天下の名瀑」とは我が国を代表する滝を指す表現だ。読者諸兄姉はどの滝を思い起こすだろうか。華厳の滝か白糸の滝か、それとも神庭の滝か。本日は、落差こそ32mで大したことはないが、メジャーデビューから1300年という名瀑を紹介する。岐阜県養老郡...
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汲みてなむるにめでたき酒なり

今年は改元が予定され、何だかお祭り前のようなワクワク感がある。一昨年(2017)は養老改元1300年に当たり、岐阜の養老町が大いに盛り上がった。養老公園で「改元の宴」という酒飲みイベントがあると聞き、私もお祝いに駆け付けた。広い公園を眺めな...
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シラサギの傷をいやす温泉

ツルを助けたその晩に美しい娘が訪ねてくる。「けっして見ないでくださいね」と部屋に入ったきり出てこない。機織りの音もしないので心配になって覗いてみると、何もかも持って逃げられていた。その鳥はサギだった。有名な小話である。ここではツルに比べて分...
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廃太子、杖下に死す

血生臭い権力闘争にドロドロの恋愛関係。皇族も貴族も人間だもの。感情むき出しに自己主張して、敵を蹴落としている。政治史でもっとも面白いのは、奈良時代ではないか。大河ドラマにすればよさそうだが、太閤秀吉や西郷どんのようなスーパーヒーローが登場し...
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草取りかねて妹が手を取る

婚活パーティーに自治体が本気になっているのは、少子化に危機感を抱いているからである。かつては家族や地域、職場に「そろそろあなたも…」とお世話を焼く人がいたものだ。こうした結婚促進機能が低下した結果、お見合いや職場での出会いが少なくなり、晩婚...
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日本酒発祥の地を訪ねて

呑みながらこう考えた。日本酒はどこで生まれたのか。それは偶然の産物だったのか。初めて酔った人はどんな気分だったのか。本日は、日本酒の起源を訪ねる旅に出かけることとしよう。宍粟(しそう)市一宮(いちのみや)町能倉(よくら)の庭田(にわた)神社...
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祝・報恩大師生誕1300年!

48という数字は、数ある数字の中でも少々特別らしく、「AKB48」とか「いろは四十八組」などと、見かけることが多い。美しい渓谷の「赤目四十八滝」もあるし、相撲の決まり手は「四十八手」と言われる。実際の数には関係なく48という数字が選ばれてい...