奈良

奈良

駅家とサービスエリアの類似性

高速道路を走ってPAやSAを次々と通過していく。はじめのうちは快走しているものの、疲れてくると「PAまであと何キロ?」と意識し始める。だが、Don't Worry,I'm wearing!10分も走ると休憩できますよ。どうやらPAは15km...
奈良

吾妹子が見し鞆の浦のむろの木は

幕末の万葉調歌人平賀元義について、正岡子規は指摘している。「元義の歌には妹または吾妹子(わぎもこ)の語を用ゐる極めて多し。故に吾妹子先生の諢名を負へりとぞ。」(『墨汁一滴』)例として「吾妹子を山北(そとも)に置きて吾(わが)くれば浜風さむし...
奈良

国道上にある空中郡衙

「郡」という行政区画に何の意味があるのか分からなくなり、その名称さえ忘れ去られようとしている。広島県北部に双三(ふたみ)郡があった。地図上にその名はないものの、区画は現在の三次市に近い。平成の大合併により期せずして双三郡が復活したように見え...
奈良

早良親王不死伝説

我が国の三大怨霊は菅原道真、平将門、崇徳上皇とされるが、この三柱をも凌ぐのは廃太子早良親王ではないか。無実を訴えつつ憤死し、怨霊となって数々の怪異事件を引き起こした。鳴くよウグイス平安京遷都を成し遂げた桓武天皇を生涯苦しめ続けたのである。津...
奈良

条里制の痕跡を訪ねて

棚田ファンが全国にたくさんいることは知っている。美しい景観や棚田米をアピールして地域活性化に貢献している。同じ田んぼでも条里制のファンやマニアは聞いたことがない。歴史なら条里制のほうが古いのに。問題は景観だろう。棚田の景観は論を俟たないが、...
奈良

鉱山で起きた奇跡の物語

2010年に南米チリの鉱山で落盤事故が発生したが、69日後に33名全員が救出されるという奇跡があった。仲間たちの名簿を作り、18日目に生存が確認されるまではわずかしかない食料を配給で分け合ってしのいだという。我が国でも大正15年に現在の福島...
奈良

駅を誘致した和気清麻呂

「我田引鉄」という揶揄の句があるように、鉄道の敷設と駅の設置に政治家が果たした役割は大きい。岐阜羽島駅は大野伴睦センセイ、上越新幹線の浦佐駅は田中角栄センセイのおかげだと、まことしやかに語られている。近年も獣医学部の設置に際して、首相とのお...
奈良

和気清麻呂、旅に死す?

週刊新潮が7月1日号で「現代の道鏡」というセンセーショナルな表現を含む記事を掲載した。ならば現代の和気清麻呂は誰なのか。週刊誌の記者自身が正義の筆誅を加えているつもりなのだろう。ふん、まったく要らぬ世話というものだ。多額の税が絡むから口出し...
奈良

古代和気氏と源平の舞台

「忠」という道徳的価値が失われて久しく、今や肌感覚で理解できなくなっている。かつて忠臣といえば楠木正成であり新田義貞であった。しかし、考えてみれば南朝にとっての忠臣は、北朝にとっての朝敵である。どちらにせよ皇統は守られるという前提があっての...
奈良

備前三宮の和気公家臣

三宮と聞いてすぐに思い浮かぶのは、神戸の中心街三宮だろう。地名の由来は三宮神社。生田神社を囲む一宮から八宮の八社の一つである。ただし、普通は社格制度において諸国にある一宮、二宮、三宮を指す場合が多い。先日は美作三宮を紹介したので、本日は備前...