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大正

マルジマ・コロンブスと呼ばれた男

日本人はコロンブスが大好きだ。歴史教科書で大航海時代の幕を開けた人物として全国民が学んでいる。志摩スペイン村のコロンブス広場にはコロンブス像が建てられている。「コロンブスの卵」という慣用句は、最初に行うことの至難さという本来の意味ではなく、...
室町

赤ちゃん姿の信長像

織田信長の銅像は全国に10体以上あるといわれ、このブログでも「戦国の覇王は駅前に立つ」で安土駅前の信長像、「戦国聖地巡礼・桶狭間(名古屋市緑区編)」で戦場の信長像を紹介した。長崎の平和祈念像で知られる北村西望も信長像を制作している。馬で疾駆...
安土桃山

徳川に天下を取らせた男

「出たっ」初めて牛久大仏を見たとき、思わず声を発した。巨大仏のイメージが強烈な牛久市に、かつて牛久藩があったことはあまり知られていない。石高1万石の小藩ながら、大名山口氏が幕末まで一貫して治めるという安定感。本日は牛久藩の藩祖、山口重政が出...
江戸前期

俳句が芸術になった場所

絶えで魚荷(うおに)とぶや渚の桜鯛桜鯛が飛ぶように売れてるがな。さすがは春や。これは井原西鶴の句で、在原業平の絶唱「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」を本歌としている。桜をしみじみと愛でているのではなく、鯛の美味い季節だか...
戦前戦中

ビルディングに日本屋根

ビルディングの上に日本屋根とは、なんとも妙な取り合わせだ。これは、かつて流行した建築デザインで、「帝冠様式」という。欧米の建築に学ぶものの、大和魂は忘れない。そんな和魂洋才の心意気を表しているようにも見える。名古屋市中区三の丸三丁目に「愛知...
古墳

円墳選手権大会東海代表

今年の1月23日、奈良市教育委員会埋蔵文化財調査センターが「富雄丸山古墳」について、墳丘の直径は約109メートルだったと発表した。これは円墳としては日本最大である。第2位の円墳は、本ブログ記事「無用の長物から学ぶこと」でレポートした行田市の...
明治

外交の処方箋を書いた医者

我が国を代表する時計「CITIZEN」は、大正13年に独自に開発した懐中時計を売り出した。この時計は市民に末長く愛されるようにと、「市民」を意味する「CITIZEN」と命名された。名付け親は、東京市長を務めた後藤新平である。名古屋市中区大須...
室町

信長公の弟君、御討死!

先月20日、「スレブレニツァの虐殺」を指揮したとされる戦犯に終身刑が下された。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争当時のセルビア人勢力指導者、ラドヴァン・カラジッチ被告に対する判決である。1992年、ユーゴスラビア解体によりボスニア・ヘルツェゴヴ...
大正

民主主義の来し方行く末

我が国初の普通選挙では、投票率が80%あったという。ところが今やどうだ。平成29年の総選挙では53%まで下落している。教育が普及し情報化が進展すれば、政治への関心も高まるのかと思ったら、逆にどんどん無関心になっている。民主主義のパラドックス...
江戸後期

生垣に守られ、生垣を守る

うちにはブロック塀があるが、無味乾燥で倒壊しても困るので生垣にしたい。とはいえ、金はかかるし手入れは要るし、やはり生垣も面倒だ。よそんちの生垣が端正に整えられているのを見ると、つくづく感心する。本日は江戸時代から残る生垣の紹介である。愛西市...