gyokuzan

江戸前期

松となって睨み合う二人の武士

政治は守旧派と改革派の対立と見ることができる。かつては古い世代を支持基盤とする自民党が戦前からの価値観を引き継ぐ守旧派であり、若い世代が支持する革新政党が平和と個人を尊重する改革派だった。ところが、近年は若い世代がアベ政治を支持し、批判する...
江戸中期

持ち帰られたお地蔵さまの首

私の高校生の頃には、マルクス主義史学がさかんだった。日本史の学参に、明治維新は絶対主義の形成かブルジョア革命か、というコラムが載っていたが、今となってはどうでもいい話だ。マルクスの階級闘争史観を日本に当てはめようとするから無理が生じたのだ。...
江戸前期

宇那提の森はどこか

のぼり棒は得意だったが、うんていは苦手だった。「うんてい」はなぜそうに呼ばれるのか、嫌いな遊具だったので考えたこともなかったが、地面に足が届く大人になり、「雲梯」と書くことを知って納得した。「雲のはしご」なのだ。なんと素敵な遊具だろうか。雲...
弥生以前

祝・岩宿遺跡発掘70年!

物事の始まりには英雄時代が必ずある。視聴率最低だが高評価の声も聞かれる『いだてん』が描いたように、我が国の陸上競技は金栗四三、三島弥彦に触れずして語ることができない。それと同様に考古学における相澤忠洋は、研究史に画期をなす発見をした英雄とい...
戦後

団結の力を以て対処する

辺野古問題の行く末はどうなるのか。土砂が投入され半年が過ぎ、既成事実化が加速しているようだ。こうして基地が建設され、やがて「出来てしまったものは仕方ない。有効に使おう。」なんてことを言う日が来てしまわないか。暗澹たる思いを巡らしているうちに...
明治

豪農民権家のお屋敷

参議院選挙が始まった。憲法改正や消費税増税が争点のようだが、無関心やあきらめムードで、それほど関心が高まっていないように思える。お上から授けられた18歳選挙権も活用されているとは言い難い。そりゃそうだ。欲しいなんて一言も言ってないんだから。...
室町

長宗我部元親イケメン説

平成史を代表する大きな変化の一つに、「戦国武将のイケメン化」が挙げられよう。画期となるのは2005年の「戦国BASARA」の発売ではないか。それまで武将は伝えられた肖像画に似せて描かれていたが、今では実像の呪縛から解き放たれたようにイケメン...
南北朝

朝鮮半島ゆかりの技術者

我が国の仮想敵国は韓国だというのか。G20において文大統領を冷遇しただけでなく、経済的にも圧力をかけようとしている。そのうち「最大限の圧力」なんて言い出すかもしれない。北も南も同じ民族だから、どっちがどっちか分からなくなったのだろうか。一衣...
明治

真夏に氷でおもてなし

「グレート・ギャツビー」を読んで、1920年代のアメリカにあこがれるもよかろう。サントリーオールドのグラスを傾けながら、あの頃の自分を振り返るもよかろう。過ぎ去りし時代は、戻れないからこそ輝いて見える。時代には特有の息吹があり、それを映画や...
江戸後期

法燈何ぞ独り千春を照らすのみならん

天地開闢以来、有名な姉と弟と言えば、神話ならアマテラスとスサノオ、近代文学なら与謝野晶子と鳳籌三郎(ほうちゅうざぶろう)であろう。鳳籌三郎の名はあまり知られていないが、「ああ弟よ、君を泣く」の弟である。本日は、奈良朝廷で活躍した姉弟、和気広...