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特集

弔・北条早雲没後500年(その2)

北条早雲は永正十六年(1519)八月十五日に伊豆韮山城で亡くなった。したがって、今年は没後五百年の記念の年である。小田原市は「北条早雲公顕彰五百年事業実行委員会」を設立し、小田原開府五百年の昨年から今年にかけて様々なイベントが催されている。...
特集

弔・北条早雲没後500年(その1)

北条早雲と斎藤道三は下剋上の典型的な戦国大名として知られているが、大河ドラマに何度も登場するのは道三で、早雲が出てくることはない。ずっと昔の『国盗り物語』は道三が主役で平幹二朗が演じており、来年の明智光秀が主役の『麒麟が来る』では本木雅弘が...
古墳

離ればなれになっても好きな人

かつて歴史と文学は一体であった。『古事記』だってそうだ。何らかの史実があったのだろうが、語られるうちにフィクションで装飾され、物語性が増している。そしてフィクションでありながら、人間性の本質を描き出し、文学性を高めている。だから1300年の...
戦国

地中から出現した岩

野田のしょうゆ会社として有名なキッコーマンは、漢字なら「亀甲萬」と書く。確かに、亀の甲羅の模様を思わせる六角形のマークの中に萬という漢字がある。「亀は万年」というおめでたい意味があるようだ。「亀甲」は、「きっこう」と読めば亀の甲羅か六角形の...
古墳

日本最古だった製鉄炉跡

ブログ開設以来の総アクセス数が48万を突破しました。これもひとえに皆様のおかげと感謝し、いっそうの精進を誓います。今後ともよろしくお願いいたします。今は静かな中国山地が我が国の製鉄業の中心地だったことは、あまり知られていない。平成20年(2...
平安

狼なんか怖くないことない

オオカミなんて見たこともないが、神様になっているくらいだから、確かに存在していたのだろう。象のようなガネーシャが、象の棲むインドで神様になっているように。本日は商売繁盛のガネーシャではなく、盗難悪疫除けのオオカミ様のお話である。津山市桑上に...
大正

ふるさとに学校をつくった成金

玄関で「暗くてお靴が分からないわ」と言われたらどうするか?「どうだ明るくなったろう」とお札を燃やして見せよう。むかしの成金みたいに。歴史の教科書や資料集には必ず載っている、あの風刺画のように。タイトルは「成金栄華時代」、作者は今年生誕120...
江戸後期

峠越えを見守ったお地蔵様

ラーメン橋は、ラーメンを食べるためのラーメン箸の間違いかと思ったら、そんな橋が実際にあるという。太い細いとかちぢれとかではなく、がっちりガチガチに剛結合で造られた、いわばバリカタの橋である。橋はピン接合のトラス構造で造られることが多く、幾何...
大正

日本の国民歌「ふるさと」

午後5時に防災無線から流れてくるのは唱歌「ふるさと」のメロディである。以前、二人の女子中学生が帰り道にメロディに合わせて「うさぎ追いしかの山」と歌うのを見たことがある。なんとのどかであることか。実際によく現れるのは野ウサギではなくサルだが、...
平安

霞の里を求めて因幡へ

いまなら週刊誌記者に追いかけ回されたであろう。あるコラムに『和泉式部日記』が「平安の不倫マニュアル」と評されていた。当時の男たちも心奪われたが、後世の人々も気になって仕方なかった。おかげで各地に史跡が残っている。このブログでも、藤原道長の揶...