gyokuzan

南北朝

国家に貢献した海賊大将軍

「海賊」はマンガか映画の中にだけ登場するのかと思ったら、法律にも登場する。「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」は、ソマリア沖やマラッカ海峡での海賊襲撃に対処するために、平成21年に制定された。もちろん瀬戸内海での海賊行為にも対...
室町

中央政治決戦に臨んだ武将

自動車好きな人は、そのフォルムで年代を言い当てることができるだろう。空気抵抗の研究やプレス技術の進歩、そしてその時代の流行によって、丸っこいか角ばっているかが決まってくる。それと同様に貴重な文化財である石造物にも、その時代特有のフォルムがあ...
戦後

ありがとう、さよなら三江線

明日、JR三江線が運行を終える。春は別れの季節とはいえ、鉄道が無くなる喪失感は大きい。乗ったこともないのに。ジョン・ダンの『瞑想録』第17に倣えば、次のように表現できようか。三江線は我が国をめぐる鉄道網の一部、全国を結ぶは実に鉄路なり。遠き...
南北朝

首から上に効き目がある首塚

「足さえやられていなければ…」と無念の言葉を残して討死した戦国武将、宇喜多基家は今、足の神様として信仰されている。平家方の武将、平景清が負傷した目を洗って治したという洞窟には、目の神様が祀られている。さて今回紹介する神様は、身体のどこに御利...
江戸後期

お姫様「柚べし」百本お買い上げ

映画『超高速!参勤交代』が明らかにしたように、田舎道ではさっさと先を急ぐ大名行列であったが、宿場町に入ると威儀を正して進んでいた。大名の誇りと意地をかけた行列だったのだ。かつて宿場町として栄えた地域では、今も大名行列は祭りの華だ。山陽道の宿...
江戸前期

お茶屋グラウンドの由来

天城といえば、名曲「天城越え」か名作『伊豆の踊子』の冒頭「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠が近づいたと思うころ」を思い起こす。この場合は「アマギ」と読む。いっぽう、岡山県倉敷市にある天城は「アマキ」と読む。アマは海のことで、海に臨んだ...
江戸前期

祝・児島半島陸つづき400年!

今年は明治維新150年、大山開山1300年、西国三十三所草創1300年、春日大社創建1250年、面白いものでは藤原道長望月の歌1000年、という記念の年だ。世界に目を向ければ、大唐建国1400年、高麗建国1100年、大明建国650年、三十年...
安土桃山

密使が左右した歴史の運命

人生には常に分かれ道があって、もう一方の道に足を踏み出していれば、また違った現在があったかもしれない。そのパラレルな自分が今の自分より良ければ悔しいが、それは確かめようがないので、人は今の自分を肯定的に考える。歴史はどうだろうか。かつてマル...
安土桃山

手習いの心がけ肝要にそうろう

買いそびれたが、「官兵衛の水攻め弁当」という駅弁が、平成26年に大河『軍師官兵衛』放映にちなんで限定発売されていた。鯛めしを水攻めよろしく出汁に浸して食す、という優れものだったという。その高松城水攻めで、自らの命と引き換えに城兵を救った城主...
安土桃山

天下の奇策「水攻め」

「外堀を埋められる」とは逃げようがなくなる意味だ。例えはよくないが、「もり、かけ、スパ」と疑惑の噴出で内閣の外堀が埋められている、などと使われる。今、朝日新聞の報道がきっかけで、財務省公文書改竄の疑惑が追及されている。それでも、落城しない場...