江戸後期

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坊さんかんざし買うを見た

日本三大がっかり名所という有名な観光地がある。むかし、バスガイドさんから、札幌の時計台、高知のはりまや橋、沖縄の守礼門だと聞いた。守礼門は首里城が復元されてからはがっかり度が下がってしまったようだ。私は時計台にも守礼門にも行ったことはない。...
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天の川に架かる美しい石の橋

「石橋を叩いて渡る」のと「危ない橋を渡る」のとでは、まったく意味が違う。実際には危ない橋を渡っていることの多い日常生活ではあろうが、時には石橋を叩いて渡るくらいの慎重さが必要だ。石橋はそれほどまでに強固なものだ。人の力では壊れない。だが自然...
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研辰(とぎたつ)の討たれ

2008年まで「朝日舞台芸術賞」(朝日新聞社)という舞台作品の成果を顕彰するアウォードがあった。2001年の第1回グランプリに輝いたのは「野田版 研辰(とぎたつ)の討たれ」であった。先年亡くなった中村勘三郎(受賞当時は勘九郎)主演の、平成歌...
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近代合理主義の先駆者

大阪府が主催する国際文化賞に「山片蟠桃賞」がある。第24回の受賞者はピーター・コーニッキー氏というケンブリッジ大学の教授である。江戸時代の書籍文化に詳しい方のようだ。日本人でさえ知らないことが多いのに、誠に立派な英国人であることよ、と敬服す...
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父の愛情と景勝の地

うちの近くに「汐見(しおみ)橋」というのがあった。なんでも昔は海が見えたので、そう呼んだらしい。今は干拓によって海は遥か彼方になった。海の見える風景は山の見える風景と同等ではない。海はどこまでも続いている。果てのない風景なのだ。高砂市竜山一...
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四方先生、大山を吟ず

物事に長所、短所はつきものだが、長所なり都合の良いところを組み合わせると、けっこう優れものになる。このところ急成長しているタブレットは、ノートPCとスマホのいいとこどりスペシャルだ。江戸時代中期に盛んだった儒学の一派に折衷学派がある。古学、...
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先生の墓石いよいよ小なり

つくばみらい市という平成の大合併で誕生した自治体がある。ひらがなで6文字の雰囲気重視の珍しい市名である。この市の商工会が毎年10月に開催する商工祭では「林蔵鍋」という大鍋料理がある。味噌ベースで豚肉や鮭のほか野菜たっぷりのおいしい鍋だそうだ...
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15歳の少年を描いた絵馬

吉川弘文館のシリーズ『敗者の日本史』が面白い。皇位をうかがったという道鏡を扱った巻が最近発売された。道鏡は勝者から見事に敗者に転落した典型的な人物である。しかし前回の配本のテーマである赤穂事件では、誰が勝者だったのか。そして敗者は誰だったの...
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食べることのできる幸せ

冷害として今だ忘れられないのは平成5年の大凶作である。うちもスーパーでタイ米を買ったが、炊いても日本米のようにふっくらとならず、食べるのに困ったものだ。おそらくは江戸時代なら飢饉となっていたのではないか。その江戸時代の飢饉のうち、天保の飢饉...
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辣腕老中ここに眠る

水野忠邦といえばビッグネームだ。結城の観光パンフレットで彼の墓所を見つけると、本日の史跡巡りのゴールと定めた。JR結城駅北側の古寺や城跡を探訪した後、市南部の山川を目指して自転車を南に向け、県道結城岩居線を順調に進んでいるとパンクした。駅近...