江戸前期 伊勢山田で考える紙幣の信用 千円から一万円まで各種あるお札だが、原価は20円前後だという。考えてみれば、しょせん紙切れ。そんなものが、なぜ、ありがたく思えるのだろうか。その不思議を解明する前に、とりあえず、お札は便利だ、と確認しておこう。便利その1:軽い 便利その2:... 2016.11.04 江戸前期
江戸前期 日本にかくれなき名山 失われた城を求めて、いろんな人が頑張っている。代表格は名古屋市の河村たかし市長。2020年までに木造で天守閣を復元するとして、議会と激しく駆け引きしているようだ。東京では「江戸城天守を再建する会」が太田道灌の御子孫を会長として活動している。... 2016.10.10 江戸前期
江戸前期 キリシタン武将は何処へ 前回の『真田丸』は、大坂からの密使が、九度山に隠棲する信繁のもとへやってきたところで終わった。いよいよ大坂の陣の幕開けである。闇から現れた使者は「もと宇喜多秀家家臣、あかしかもんのかみてるずみ」と名乗る。最後のキリシタン武将と称される明石全... 2016.10.08 江戸前期
江戸前期 道場破りを追い返した剣豪 平成15年(2003)にNHK大河で『武蔵 MUSASHI』が放映された時、鳥取市が中心となって、「剣豪ロードプロジェクト」という観光キャンペーンを展開した。宮本武蔵ゆかりの播磨南部と美作東部、そして鳥取を結ぶ観光ルートをPRするためだ。こ... 2016.10.07 江戸前期
江戸前期 天草四郎と背中合わせの 「めざせ!世界遺産」 各地の自治体が懸命にPRしている。長崎県は今、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の平成30年度の登録を目標としている。イコモスが「禁教期に焦点を当てるべき」と指導したことから、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産... 2016.09.28 江戸前期
江戸前期 後藤又兵衛ここに眠る 大河『真田丸』では、哀川翔が後藤又兵衛を演じているが、今のところ少し登場しただけだ。クライマックスとなる大阪の陣では、彼の武勇と知略がどのように描かれるだろうか。2年前の『軍師官兵衛』では、塚本高史の又兵衛が、岡田准一の官兵衛の意を体して大... 2016.09.25 江戸前期
江戸前期 勝負の神様と仲間たち ブログ『紀行歴史遊学』が、1000エントリーを達成しました。ご覧くださいましたこと、心より感謝申し上げます。節目となる今回は、伊賀と鳥取を結んで「伊賀越え仇討」をお送りします。戦国の世など、とうに終わっているのかと思えば、中高生の受験戦士が... 2016.09.18 江戸前期
江戸前期 鳥取藩きっての剣豪 悪口なら、いない所で言ってくれ。自分への誹謗中傷は、知らなければ何ともないが、耳に入れば心穏やかに過ごせない。どこで聞いたか、情報通が親切にも教えてくれるからたまらない。腹が立つし落胆もしよう。報復してやろうか、そんな気持ちにもなるだろう。... 2016.09.16 江戸前期
江戸前期 将軍吉宗と加藤清正との間 『真田丸』が好調なので、和歌山県では真田父子隠棲の地、九度山町が観光ブームに沸いている。しかし忘れてはならないのは、今年が徳川吉宗将軍就任から300年になるということだ。和歌山市では記念イベントやオリジナル切手の作成、さらにはLINEスタン... 2016.09.05 江戸前期
江戸前期 原見坂美女幽霊奇談 ほんのたまに、夢か現実か分からなくなることがある。だが、夢のような幸せが現実だったためしがない。先日も気分が高揚したところで、いきなり暗転したかと思うと、ひとり寝ている自分に気付いて、ずいぶん落胆したところだ。狐に化かされた話を子どもの頃に... 2016.09.03 江戸前期