江戸中期

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伊予のシンデレラ

ディズニーが実写映画化した『シンデレラ』が、この前の土日で4週連続第1位、興行収入は累計で40億円を超えた。関連グッズの売り上げも好調のようだ。アニメ映画のシンデレラが誕生したのは1950年、既に65年が経つが、色褪せないところが名作たるゆ...
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戦国の無名戦士の墓

先月27日、訪米中の安倍首相は、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れ、無名戦士の墓に献花した。今月9日、ロシアの対独戦勝70周年式典において、習近平国家主席はプーチン大統領とともに、モスクワの無名戦士の墓にカーネーションを供えた。我が...
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名水が湧き出すのは亀の口

水なんてどれも同じ、と思っていたが、先日、ご飯を炊くのに水道水を使ったところ、家族に気付かれてしまった。浄水器の水の方が味がいいらしい。水オンチでよく分からないのだが、ドリップコーヒーならどうだろう。味噌汁なら分かるだろうか。カレーでも違う...
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享保の改革に抵抗した一揆

「山中一揆」は死の決起と称されるほどに、その一大行動は、日本三大百姓一揆のひとつとして、後世に語り継がれるべき遺訓であります。山中一揆義民顕彰会『山中一揆』の挨拶文で、湯原町長(岡山県真庭郡、現在は真庭市)は、このように謳った。三大百姓一揆...
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大阪名誉府民にふさわしい人

「中甚兵衛(なかじんべえ)」という人物を私は今まで知らなかったが、大阪の小学校4年生はけっこう知っている。遠足でも中甚兵衛ゆかりの地を訪れるのだという。全国区ではないが地元では有名なローカル偉人なのだろう。それでいいのだ。地元の偉人の活躍が...
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もう一つの忠臣蔵

12月になると忠臣蔵が気になる。8月に太平洋戦争への関心が高くなるのと同じだ。史実が風物詩のように後世の人々に受けとめられている。あの暑い夏だったとか、あの雪の日にだとか、出来事が季節とともに語られてきたからだろう。そう、あの雪の日の、いや...
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天皇に拝謁した従四位の象

今回で記事が700本に達しました。数あるサイトの中から「紀行歴史遊学」にアクセスしてくださいまして、誠にありがとうございます。今後も読む気になるような文章記述になるよう努め、意義ある史跡を紹介してまいります。御愛読のほど何とぞよろしくお願い...
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花火で称えられる謎の名奉行

今年も鍋の季節がやってくる。鍋奉行にアク代官とは、よく言ったものだ。蒙昧な民は肉、肉と騒ぐのだが、奉行は毅然と対処し、民に最後までおいしい具材と汁を施してやらねばならぬ。鍋を治める者は夕食を制す。その者こそ名奉行である。尾道市東久保町の浄土...
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飽食の現代への警鐘

過去の地震や津波による犠牲者の供養碑は各地にあり、現代へ警鐘を鳴らすものとして見直しが進んでいる。先人の思いを受け継ぎ、今後確実に起きる災害に対する物心両面の備えとすることは大切なことだ。では、飢饉はどうだろうか。今後、発生することがあるの...
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漢方薬になった白蛇第一号

シマヘビならうちの近くにもいた。今もいるのかもしれないが、子どもの頃のように地面を見ながら歩かなくなったので、最近は見たことがない。見て気持ちの良いものではない。ヘビの抜け殻は財布に入れるとよいと聞かされていたので、やはり何か特別な存在なの...