戦国

戦国

黒田官兵衛はここで生まれた!

教科書から「文化大革命」消える ネットで批判噴出(毎日新聞)そんな見出しがニュースに登場したのは3年前の1月だった。その文革の再来ではとささやかれているのが、最近の中国における芸能界粛清の動きである。有名なヴィッキー・チャオまでもがターゲッ...
戦国

真庭市北部の城砦4選

源平藤橘、我が国を代表する名族の子孫は今も各地で活躍しているのだろう。NHK『ファミリーヒストリー』では、著名人のご先祖様に歴史上のすごい人物が登場することがある。そのような家系図が残されているのかもしれない。近世身分制社会にあっては家柄は...
戦国

あら事々しの御待設けや

助けを求めに行って断られたら、どんなにつらいことだろうか。正保三年(1646)に、清の侵攻に苦しむ南明の鄭芝龍が我が国に援軍を求めた時、御三家の面々は出兵に賛成し、自ら大陸に渡ることを願ったが、重鎮の井伊直孝が無益だと強く主張し、請援拒否の...
戦国

岡山県で一番高所にある山城

日本で一番標高の高い山城は、長野県にある楡沢山(にれさわやま)城とか贄川(にえかわ)城と呼ばれる城で、標高1760mだそうだ。そんなに高くても、城として機能していたのだろうか。敵が攻めるのも自分が立て籠もるのも、どちらも大変だったろうに。本...
戦国

人類が戦国の世を終わらせた証し

戦国武将にとって戦いの意義は何だったのだろう。ぐだぐだになってしまった室町幕府の再興だろうか。人類が新型兵器鉄砲に打ち勝った証しだろうか。それとも、当代一流の武将が実力を競い合う平和のための戦闘なのだろうか。支那事変から大東亜戦争にかけては...
戦国

キャンプ場にある腹切り岩

子どもたちが楽しく活動するキャンプ場に、戦国武将が腹を掻き切ったという岩がある。生と死のあまりにも分かりやすい対比。これを大きなギャップととるか、生死は表裏一体と悟るか。いずれにしろ、子どもらにとっては怪談以外の何ものでもないだろう。島根県...
戦国

戦国地方大会緒戦の覇者

甲子園の高校野球で思い切り応援できることが、コロナ禍終息の指標になるだろう。鳴り物があろうが踊りがあろうが、やっぱり声援は応援のスタンダードだ。声が出せないともう一つ調子が出ない。今年の夏はどのような判断がなされるのだろうか。全国4千を超え...
戦国

叔父はいかに粛清されたか

北朝鮮の指導者金正恩第一書記が叔父の張成沢(チャンソンテク)国防委員会副委員長を粛清したのは2013年のこと。そのことで権力基盤が強化されるのか、それとも政権弱体化に向かうのか、当時は先がまったく読めない状況にあった。2017年には異母兄の...
戦国

八か国守護の頓死

毛利元就と尼子晴久、どちらが中国地方最強か。歴史上の勝者は元就だが、永禄三年に晴久が急死した時、中国地方の要である石見銀山は尼子氏の手にあった。脳溢血が晴久を襲わなければ、また別の歴史があったのではないか。そんな妄想を巡らせながら、晴久の墓...
戦国

月山富田城か富田月山城か

雲州広瀬に「月山(がっさん)」という銘酒がある。出逢ったのはかなり前、岡山駅前商店街で行われた酒の試飲販売会でのこと。すっかり酩酊しながらも記憶に残る味わい深い酒であった。いま路上飲みが問題視されているが、昼間から路上で呑んだくれて解き放た...