戦国

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人類が戦国の世を終わらせた証し

戦国武将にとって戦いの意義は何だったのだろう。ぐだぐだになってしまった室町幕府の再興だろうか。人類が新型兵器鉄砲に打ち勝った証しだろうか。それとも、当代一流の武将が実力を競い合う平和のための戦闘なのだろうか。支那事変から大東亜戦争にかけては...
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キャンプ場にある腹切り岩

子どもたちが楽しく活動するキャンプ場に、戦国武将が腹を掻き切ったという岩がある。生と死のあまりにも分かりやすい対比。これを大きなギャップととるか、生死は表裏一体と悟るか。いずれにしろ、子どもらにとっては怪談以外の何ものでもないだろう。島根県...
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戦国地方大会緒戦の覇者

甲子園の高校野球で思い切り応援できることが、コロナ禍終息の指標になるだろう。鳴り物があろうが踊りがあろうが、やっぱり声援は応援のスタンダードだ。声が出せないともう一つ調子が出ない。今年の夏はどのような判断がなされるのだろうか。全国4千を超え...
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叔父はいかに粛清されたか

北朝鮮の指導者金正恩第一書記が叔父の張成沢(チャンソンテク)国防委員会副委員長を粛清したのは2013年のこと。そのことで権力基盤が強化されるのか、それとも政権弱体化に向かうのか、当時は先がまったく読めない状況にあった。2017年には異母兄の...
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八か国守護の頓死

毛利元就と尼子晴久、どちらが中国地方最強か。歴史上の勝者は元就だが、永禄三年に晴久が急死した時、中国地方の要である石見銀山は尼子氏の手にあった。脳溢血が晴久を襲わなければ、また別の歴史があったのではないか。そんな妄想を巡らせながら、晴久の墓...
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月山富田城か富田月山城か

雲州広瀬に「月山(がっさん)」という銘酒がある。出逢ったのはかなり前、岡山駅前商店街で行われた酒の試飲販売会でのこと。すっかり酩酊しながらも記憶に残る味わい深い酒であった。いま路上飲みが問題視されているが、昼間から路上で呑んだくれて解き放た...
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お父さんに負けた子の話

家具や姫と呼ばれた久美子社長が父に叛旗を翻して会社の抜本的改革に乗り出したものの、惨憺たる結果となり、会社は人手に渡ってしまった。ヤマダデンキの傘下のもと業績が回復しているというから、かぐや姫の心中いかばかりか。安来市広瀬町富田(とだ)に「...
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信は豚魚に及び、機は海鷗を見る

近世儒学を開いた巨人「藤原惺窩」の話をしよう。近世儒学といえば朱子学、朱子学といえば身分制社会を理論づけた…とイメージが芳しくない。それだから、藤原惺窩もガチガチの理論家で興味深い話など皆無だろう、と思っていた。ところが調べてみれば、さすが...
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国際貿易港長崎発祥の地

南蛮にはもともと差別的なニュアンスが強く含まれているが、長い歴史の中で窯変し、今やロマンあふれる言葉になっている。南蛮屏風に描かれた西洋との邂逅、火縄銃、キリシタン、カステラ、弥助と名付けられた黒人武士、そしてエリマキトカゲのような襟とボン...
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有元氏が威を振るった城館

「有元さん」は岡山県北の美作東部ではよく見かける名字で、多くの方が各方面で活躍していらっしゃる。かつてこの地域には、菅原道真の子孫と称する美作菅家党という武士団がいた。有元、広戸、福光、植月、原田、鷹取、江見の7氏は菅家七党と呼ばれ、有元氏...