戦国

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伊勢神宮の宗教戦争

「目には目を、歯には歯を」と云へることあるを汝ら聞けり。されど我は汝らに告ぐ。悪しき者に抵抗(てむか)ふな。人もし汝の右の頬をうたば、左をも向けよ。「なんぢの隣を愛し、なんぢの仇を憎むべし」と云へることあるを汝等きけり。されど我は汝らに告ぐ...
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龍が見守った町の繁栄

馬頭星雲という、よく出来た星雲がある。ばら星雲も秀逸だ。偶然とはいえ、見れば見るほどそう見えてくる。おそらく人は、初めて見るものを、知っている形に当てはめて理解しようとするのだろう。龍は誰も見たことはないはずだが、こんな姿形をしていると誰も...
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怪談・播州皿屋敷

芸人とは落語家のことと心得ます。落語は笑いの芸術である。もはや伝説と化している爆笑王に桂枝雀がいる。先日、彼の『皿屋敷』を映像で楽しんだ。その所作といいテンポといい、観客をみるみる作品世界に引き込んでいく。元ネタはご存じの怪談だが、上手くパ...
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恩讐の彼方の鎌倉武士

梶原景時は武家社会成立の恩人である。なぜなら、源頼朝が石橋山合戦に敗れて「ししどの窟(いわや)」に隠れた時、平家方の梶原景時に見つかったが、景時がわざと見逃したからだ。おかげで頼朝は起死回生を果たし、鎌倉幕府を創設していく。このエピソードは...
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空飛ぶ菅原道真

今年、太宰府天満宮の飛梅は1月9日に開花したそうだ。都から一夜にして大宰府に飛んだという「飛梅(とびうめ)」。その飛距離600km余り。時速100km程度か。推進力となったのは、道真公を慕う思いであった。念ずれば花開く、というより、飛んでい...
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河合氏が築いた城

カワイという地名は全国にあり、川と川との合流地点に位置している。地名として大きいのは奈良県の河合(かわい)町である。この町の川合(かわい)のあたりでは、大和川が曽我川などいくつかの川と合流している。駅では、JR青梅線に川井(かわい)駅がある...
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雪舟が描いた石地蔵

雪舟の『天橋立図』は、我が国を代表する水墨画であると同時に、歴史地理の貴重な記録である。そこには今より少し短い中世の天橋立が描かれている。水墨画の第一人者との出会いは、天橋立にとって貴重な付加価値となった。およそ水墨画というものは墨のにじみ...
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竹千代、そして大御所の駿府

今年5月に生まれたシャーロット王女は、イギリス国民に大人気だ。正式にはシャーロット・エリザベス・ダイアナというお名前である。ダイアナはあのダイアナ妃、王女のおばあさんの名前にちなみ、エリザベスは女王陛下、ひいおばあさんの名前に由来する。エリ...
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ザビエルと商人ネットワーク

日本の子どもたちに最も知られている外国人の一人がザビエルである。1549年に来日したので「いごよく伝わるキリスト教」と憶える。どこかの小学校で18782+18782=37564の語呂合わせが大きな問題となったが、キリスト教伝来の年は記憶に値...
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信長に先駆けた天下人

天下餅をついたのは信長、こねたのは秀吉、座って喰ったのが家康だ、という有名な狂歌がある。じゃあ、もち米を蒸したのは誰か?近世という時代は、織田信長が一人で切り開いたのではない。今日は、信長に先駆けた天下人の話である。堺市堺区南旅篭町東(みな...