幕末

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タブノキは残った

昨年(平成22年)の3月10日、鶴岡八幡宮の公暁の隠れ銀杏という大木が強風で倒れた。ああまた歴史の証人が失われたと残念がったものだが、その後ひこばえが伸び再生が期待できるとのことで安心した。横浜市中区日本大通の横浜開港資料館の中庭に「玉楠(...
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下田開港150周年

昨年は大河ドラマ「龍馬伝」のおかげで龍馬ブームだった。ゆかりの地として賑わったのは高知や京都だけではなかった。伊豆半島の下田では「龍馬コイン」と「龍馬小判」が地域通貨として発行されたほか様々なイベントが実施されたようだ。下田は古くは唐人お吉...
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笑う明治天皇

今年は「龍馬伝」が大人気だったが、平成16年は「新選組!」に湧いていた。坂本龍馬と新選組とでは幕府に対する立場がまったく違う。新選組は龍馬暗殺の容疑者に見立てられたりするくらいだ。幕末ファンはどうなのだろう。龍馬が好きな人は新選組が嫌いなの...
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平安から幕末を旅した法師

歴史における象徴の問題を考えたい。何やら歴史哲学が論じられそうだが、私はその任に堪えられないので、自分の言葉で話そう。前記事の平等院鳳凰堂が当時の浄土信仰を象徴するように、歴史的事象を理解してもらうには、視覚化するなり平易な文句に置き換える...
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3日で終わった討幕の先駆

世直しといっても、まつりごとを私する奸物を除くのは「改革」だが、権力そのものを否定するのは「革命」である。そういう意味では桜田門外の変と天誅組の変・生野の変は指向の異なる動きである。今回は生野の変を取り上げるが、これは幕政改革を目指したもの...
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明治維新の起点

大沢たかお主演『桜田門外ノ変』を見に行った。スケールの大きな、よくできた映画だと思う。井伊大老襲撃のシーンは圧巻であり、こちらも身構えてしまうほどだ。今日はその関連史跡をレポートする。港区愛宕一丁目の愛宕神社境内に「櫻田烈士愛宕山遺蹟碑」が...
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残念さん

幕末の歴史には,公武合体派(保守=現実派)VS尊王攘夷派(革新=理想派)という局面があった。具体的には,会津藩・薩摩藩VS長州藩との構図で起きた八月十八日の政変(文久三年=1863)と1年後の禁門の変である。この時は公武合体派の勝利,つまり...
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岡山藩が守った大坂

時は文久3年。孝明天皇が将軍家茂を従えて下賀茂神社に行幸し攘夷を祈願した。長州藩はアメリカ,フランスの商戦を砲撃し,しばらく後に軍艦からの逆襲を受けた。薩摩藩にはイギリス艦隊が来襲し城下に火の手が上がった。攘夷と報復の嵐が吹き荒れ,対外的な...
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幕末の名老中ここに眠る

江戸幕府は集団指導体制であった。将軍や大老ではなく,4~5人いた老中の役割に注目したい。個人のリーダーシップが優れている場合も魅力的だが,合議により進む政治も安定感があってよい。豊島区巣鴨5丁目の本妙寺に譜代大名・久世氏の墓地がある。久世氏...
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蘭癖老中が読んだ時代の流れ

歴史の上で日本に危機は何度もあったが,ペリー来航に伴う政治状況の激変は,有数の国難といえるだろう。危機的状況に際して国の進む道を誤らぬためには,人を得ることが大切である。佐倉市新町の安城山不矜院甚大寺に「堀田正睦(ほったまさよし)墓」がある...