安土桃山

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一門の名を揚げそうろう

三木の干殺し、鳥取の飢(かつ)え殺しは、豊臣秀吉の戦いの中でも、とりわけ凄惨な結果を残したものとして後世に記憶されている。鳥取城を兵糧攻めにするよう献策したのは軍師・黒田官兵衛であった。来年度大河の主人公である。この戦いで勝利したのは秀吉、...
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秘剣つばめ返しの誕生

ヒーローに欠かせないのは好敵手である。星飛雄馬には花形満、川上哲治には藤村富美男、松山ケンイチには玉木宏、1年前なら通じたボケだった。これは平清盛には源義朝であった。虚実の境界なく列挙したが、緊張感のある物語の展開には好敵手を欠かすことがで...
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桃山文化の自由な空間

建造物内で受ける印象の強さは見通せる距離の二乗に比例する、という法則がある。というのは冗談だが、あってもよさそうな気がする。都会のビルに入ると、そのエントランスホールの大きさに驚くことがある。凄い所に来たぞと思わせ、相手を圧倒する効果を発揮...
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三本の矢の一本

大河ドラマ『八重の桜』で西郷隆盛をしているのが吉川晃司である。これがなかなか重厚ないい雰囲気を醸し出している。吉川晃司の御先祖様は吉川元春だという。ということは、どちらかといえば長州藩に近い血筋だが、薩摩の大物を演じている。今日は吉川元春の...
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宮本武蔵生誕地論争

歴史には謎があって、様々な説が飛び交うから面白いのである。宮本武蔵の生誕地については、作州説と播磨国米田村説との論争に隠れた感のある、播磨国宮本村説を実は有力ではないかと以前に紹介している。穏やかな場所で雰囲気が良い。「山また山という言葉は...
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楽市楽座とTPP

「アベノミクス」が20年来の不況を好転させたならば、安倍総理の名と共に経済史に記録され、後世の鑑となる政策に位置付けられるだろう。民主党ブームの時には、これで世の中は変わると本気で思ったものだが、今にして思えば「なんちゃって政権」であった。...
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信長公側室公認の墓

歴史の謎の一つに「信長の首」がある。明智光秀は本能寺の焼跡で信長の遺骸を必死になって捜索したものの、遂に見つからなかったという。だからといって逃げ出したとは考えられない。おそらくは燃えさかる炎がすべてを焼き尽くしてしまったのだろう。岐阜市長...
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五右衛門の悔しい思い

また、大河ドラマの話だが、呂宋助左衛門を主人公にした『黄金の日々』は欠かさず見ていた。今から考えると、よくそんなマイナーな人物が主人公になったのか不思議なくらいだが、時代が安土桃山で登場人物に不足はないので、毎週楽しみだった。助左衛門は今の...
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豊臣家二代目の成長を願う

豊臣秀頼は気になる人物の一人だ。昨年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で太賀が聡明な秀頼を演じていたが、実際その通りだったのだろう。これを徳川の天下に対する脅威とみなした家康が豊臣家を滅ぼすのだが、家康の寿命と秀頼の成長は競争のようなもので...
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花も花なれ人も人なれ

グレース・ケリーという女優の映画はよく知らないが、彼女がモナコ大公妃となった華麗な経歴の持ち主だということは知っていた。グレースはGraceと表記するが、ラテン語ではGratia(グラティア)で「神の恩寵」を意味し、洗礼名ではガラシャとなる...