安土桃山

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ポスト元親になれなかった次男坊

安倍後は安倍、なのか岸田なのか石破なのか、いや聖子ちゃんかもしれない。内閣改造を経て支持率が少々回復しているが、安倍さん自身への信頼度が低下しているので、超長期政権はもはや困難とみる向きもある。自民党の後継争いはすでに水面下で始まっているよ...
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祝・ユスト高山右近列福!

今年2月7日に高山右近を「福者」とする列福式が大阪城ホールで行われた。教皇代理として教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が来日し、右近の列福を宣言する教皇フランシスコの書簡を読み上げた。福者とは聖人に次ぐ崇敬の対象で、これまで日本で聖...
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荒木村重という一つの生き方

大河ドラマ『軍師官兵衛』では、田中哲司が荒木村重を、武将としての迫力を見せながら、心の内側にあるものも上手く演じていた。その村重は、伊丹市で「街づくりの先駆者」と評価されている。ここ摂津伊丹に有岡城を築き、城下町を整備したからだ。伊丹市伊丹...
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10mの人喰いハンザキ

山椒魚といえば井伏鱒二だ。「コロップの栓」のようにつかえて出れないサンショウウオの話である。この話が荒唐無稽に思えないのは、狭い世間で小さなバトルを繰り返している私たちに向けた寓話だからだろう。サンショウウオには気の毒だが、あのごつごつとし...
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戦国時代の国防女子

戦国の姫君は、政略結婚で人生が翻弄されるとか、家を守って夫や子を盛り立てるなど、娘、妻、母というイメージで、大河ドラマに登場してきた。「まつりごと」と「いくさ」は男たちの役目だから、女性がリーダシップを発揮する機会がなかった。そもそも当時の...
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清和源氏、嫡流の行方

例えがよくないが、ドコモがauとソフトバンクの草刈り場だったように、備前児島は織田勢と毛利勢、そして四国の三好勢の草刈り場だった。戦国時代がビジネスマンに人気になのは、販路拡大に奔走する自らを戦国武将と重ね合わせているからだろう。本日は、戦...
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「天使」と呼ばれた海賊

海賊のうち、日本の子どもに最も有名なのは、モンキー・D・ルフィだろう。「海賊王におれはなる」と叫ぶ『ONE PIECE』の主人公である。映画ならジョニー・デップのジャック・スパロウ、ディズニーならフック船長だ。実在の海賊では、17世紀後半の...
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鬼と呼ばれし半蔵も

報道によると今月4日、忍者姿の約100人が、歌舞伎町や千駄ケ谷などを練り歩くというイベントがあったという。忍者といえば伊賀に甲賀。そこの観光協会が東京からの観光客を呼び込むためにPRしたというわけだ。コスプレまでしたいくらいに忍者に興味のあ...
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銃後も戦場、心は一つ

石垣に石製品(例えば石臼、手水鉢)が転用されるのは珍しいことではない。姫路城には五輪塔、宝篋印塔、そして驚くなかれ石仏まで転用されている。仏罰を恐れなかったのだろうか。信仰に篤かったように思える当時の人々の心性に興味を覚える。このブログでも...
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中国征伐、幻の大本営

織田信長は「中国征伐」の真っ最中に、本能寺の変に倒れた。毛利攻め最前線の秀吉からの要請に応えようと準備しているところだった。もし何事もなかったら、信長自身の中国入りがあったかもしれない。信長の死によって未完に終わった中国征伐は、天正五年(1...