南北朝

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桜に託したメッセージ

ブログ開設以来の総アクセス数が62万を突破しました。これもひとえに皆様のおかげと感謝し、今後の精進をお誓い申し上げます。またご覧いただく機会があれば幸いでございます。今回は美人のお話から始めることといたしましょう。象潟(きさかた)や雨に西施...
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『忠臣蔵』と『太平記』の塩冶判官

ブログ開設以来の総アクセス数が61万を突破しました。これもひとえに皆さまのおかげと感謝し、今後の励みとしたく存じます。末永くよろしくお願い申し上げます。塩冶判官の妻、顔世御前に袖にされた高師直は、その憤懣を判官にぶつける。きれいな奥さんがお...
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民のかまどをかくて見むとは

JAXAが月探査計画に参加する宇宙飛行士の募集を始めるそうだ。若田光一さんが「多くの若い人に仲間になってもらい、新しい道を切り開いてほしい」と呼びかけている。日本人による月探査は、かぐや姫以来誰もなし得なかった偉業である。月への新たな道が期...
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明智光秀が見なかった石仏

神様が降臨したり聖母が出現したり、あるいは菩薩が地中から涌き出たりと、聖なるものは突然現れる。実際に現れるのか、心がそのように感じるのか、脳が知覚する幻想なのか、経験がないので分からない。本日はずいぶん昔から今に残る仏像を見つけた、いや、仏...
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天皇の衣か巨大な蓑虫か

ずっと前に屋島に行って、カンカン石をお土産に買って帰った。たこ糸と木槌がセットになっていて、吊るして叩くと好い音がする。カンカンというよりキンキンと響いて聞こえる。縄文人も音色を楽しんだのだろうか。鏃の製作が忙しくて、それどころではなかった...
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何人の住むやを知らず浮島の砦に架かる夢の浮橋

「浮いている」のは日々実感しているが、そういう話ではない。新宮市にある「浮島の森」を歩いたのはずいぶん前のことだが、その時の感触は今も忘れていない。浮いているというフワフワ感が靴底から伝わってきた。「夢の浮橋」は『源氏物語』の最終帖で、その...
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粉ミルクが無かった頃

一日の平均アクセス数が130を突破しました。これもひとえに皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。今後も史跡巡りに有益な情報を提供すべく、鋭意努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。日本で初めて乳児用の液体ミルクが発売されたのは昨年...
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大要害によじ登りながら

山城に登りながらこう考えた。ゆっくり歩けば時間がかかる。杖がなければへとへとだ。よそ見をしてると踏み外す。とかくに山城の坂は登りにくい。だからこそ守りに適しているのだろう。地形が険しく守りに適した場所を「要害」と呼ぶ。山陰には「要害」と呼ば...
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尊氏がよくやったとほめた城

冬山は登るほどに気温が下がるのは知っていたが、標高301.05mの山で実感するとは思わなかった。前日にみぞれが降ったから、足元が悪いのは承知していた。空は曇り、ふもとの登城口はぬかるんでいた。ところどころに残雪を見かけたが、頂上で白銀世界を...
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美作を代表する武士団の忠義

内閣総理大臣を務めた菅直人氏のご先祖さまの話をしよう。ま、この民主主義社会、しかも民主党の御大に家系なんぞ何の関係もないのだが、たどると面白い発見があるのがファミリーヒストリーの魅力である。首相を輩出した菅氏は、もと菅納氏を名乗っていた。今...