gyokuzan

弥生以前

あまりにも大きな池

夕暮れが早くなってきた。日が暮れると早く帰宅する気になるから、それはそれでよい。しかし時に「こりゃ時間が足りんわい」と焦りに焦るまくることがある。そんな時、「湖山長者(こやまちょうじゃ)」という人は、沈む太陽を金の扇で招き返し、田植えを強引...
戦後

転車台がある県境の駅

まっすぐに突き進むのは、それはそれで美学だ。進むからこそ新しい世界が開けるというもの。パイオニアの伝記からは一歩踏み出す勇気をもらうことができる。それでも私は思う。「引き返したっていんじゃね?」「よくがんばったよ。おつかれさま」本日は引き返...
幕末

高瀬舟のターミナルは今

いよいよドローン物流が始まるというのか。2025年までの「空飛ぶクロネコ」実現を目指し、ヤマトHDが開発を急いでいる。時速160㎞超、最大450㎏を数百キロ輸送できるという。嗚呼、トラック野郎が懐かしいぜ。津山市宮尾に「中須賀舟着場石灯籠」...
明治

皇太子が三泊した洋館

大正天皇が主人公の劇があり、平成から令和となっても上演され続けている。劇団チョコレートケーキの『治天ノ君』で、第21回読売演劇大賞(平成25年)の選考委員特別賞を受賞した作品である。天皇陛下であれ皇太子殿下であれ、人間だから喜びもあれば不満...
飛鳥

道行く人を魅せた古代寺院

中国地方の道の駅人気ランキング1位に輝いたことがあるという「久米の里」が国道181号にある。多くの方が映え写真としてガンダムのモビルスーツを写しているが、私ひとりが金属製の五重塔に注目している。なぜここにあるのか。モニュメントには必ず存在理...
江戸前期

美作に消えた天皇家

昭和史研究の第一人者として知られる保阪正康氏の著書に『十九人の自称天皇』がある。熊沢天皇、外村天皇、佐藤天皇、竹山天皇、三浦天皇など、戦後たくさんの自称天皇が出現したという。その多くは南朝の末裔だと称したが、確かに、後南朝の歴史はほとんど闇...
戦後

こいのぼりの泳ぐ棚田

ブログ開設以来の総アクセス数が47万を突破しました。これもひとえに皆様方のおかげと深謝申し上げます。今後も研究を重ね、有益な情報が提供できるよう精進してまいります。なにとぞ、よろしくお願いいたします。日本百選はさまざまあるが、棚田百選を紹介...
平安

藤原道長を呪った陰陽師

魑魅魍魎が跋扈するかのような『帝都物語』の世界は面白かった。すべてが合理的に説明できそうな現代社会は意外にも、不可思議な力や遠い過去からの因縁によって動かされているらしい。特に嶋田久作の加藤保憲のキャラは強烈で、大日本帝国のオカルティズムを...
明治

国指定重要文化財で学ぶ

岡山県北の名門、津山高校の出身者でもっとも有名なのは、B'zの稲葉さんだろう。旧制津山中学時代なら、哲学者の出隆、総評議長の太田薫を輩出している。本日は、全国で活躍する津高出身者の誰もが誇りにしている建物を紹介しよう。津山市椿高下(つばきこ...
平安

久米のさら山さらさらに

「さらさら」と聞けば、岩場を滑る水の流れを思い出すが、近年は血液の状態を表すことが多いようだ。ドロドロになって詰まってしまうのは何としても避けたいと思う。血液サラサラが当たり前だった古代の人は、「さらさら」でどのような表現をしているだろうか...