gyokuzan

奈良

むかしは橋で、いま屏風

割り込みをされるとカチンとくるものだが、駅のホームでは整列乗車が徹底しており、割り込んでくる人はそういない。ところが、地学の世界では割り込みはよくあることで、岩石の割れ目にマグマが入り込んで固まってしまうのだ。割り込んだ者は悪びれもせず、そ...
南北朝

備中の覇者三村氏の第一歩

一国を牛耳りながらも志半ばにして滅んだ備中三村氏については以前の記事「生き残れなかった戦国大名」で紹介した。武士の名字は地名に由来することが多いが、「三村」はどこにあるのだろうか。井原市美星町星田の城山に「金黒山(かなくろやま)城跡」がある...
明治

児童福祉の原点がここに

二十年以上前になるか、かなり昔に宮崎を旅した折、石井十次の資料館があるというので石井記念友愛社を訪ねた。おそるおそる事務室に声を掛け、岡山から来た旨を伝えると、わざわざ理事長さんが出てきてくださり、大変恐縮したことを覚えている。その節は本当...
安土桃山

朝鮮出兵に従軍した外交僧

慶尚道者。日本国安芸宰相奉勅命令世治也。自今日可守其旨事。慶尚道は日本国の毛利輝元が勅命により治めることとなった。今後そのことをよく理解しておくように。文禄の役において毛利輝元の代官宍戸元続が現地で出した禁制である。書いたのは小早川隆景に従...
戦国

祝・毛利元就郡山城入城500年、毛利隆元生誕500年

今年は大永三年(1523)に、毛利元就が郡山城に入城して500年、長男隆元が生まれて500年というメモリアルイヤーである。近代国家への移行を長州藩が主導したことを思えば、藩祖元就が権力を掌握するとともに世継ぎに恵まれた事に、我が国の起点の一...
古墳

ランキングを下げた巨大古墳

分からない時にはランキングが助かる。車をどこに売ろうかと思った時に「買取台数日本一」「やっぱりビッグが一番」というラジオCMを聞けば、そうなのかなと思うだろう。「売れすぎて車が足りません」と勢いよく叫んでいたのに、あのCMも流れなくなってし...
古墳

浪形石石棺の未指定古墳

全国第4位の巨大墳、造山古墳の前方部にある石棺は、馬門石(まかどいし)とよばれる阿蘇溶結凝灰岩である。九州からのお取り寄せなのか、吉備の首長の権力の大きさを物語るものと言えよう。この岩には阿蘇ピンク石という、分かりやすいが、ちと軽い呼び名も...
飛鳥

中四国地方最古のお寺

現在お寺の数は7万7000くらいあるそうだ。今では当たり前のようにあるお寺だが、日本史上初の調査では46ヶ寺だったという。調査は聖徳太子の没後すぐに行われたから、聖徳太子四十六ヶ寺と呼ばれている。『日本書紀』巻第廿二推古天皇三十二年(624...
平安

小式部内侍は腰痛の神様

興味深いことに、聖徳太子ゆかりの寺が二つないし三つある。一つは606年創建で太子町鵤(いかるが)にある斑鳩寺(いかるがでら)、もう一つは589年創建で加古川市加古川町北在家にある鶴林寺。どちらも今も多くの信者、観光客が訪れる名刹である。さら...
奈良

可視化された古代山陽道

神戸方面に車で行くことが少ないから、第二神明道路をそれほど使ったことがない。どこかで第一神明道路につながっているのだろうと漠然と思っていたが、このたび調べて驚いた。第一神明と呼ばれる道路はないというのだ。第一中学校があるのに第二中学校がない...