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南北朝

南朝が始まった場所

正義の戦いとは何だろうか。悪政を行う幕府を倒し正しい政治体制を回復する。確かに正義の実現かもしれない。革命とはいつもそういう理由で行われてきた。しかし「正義」という語は、戦いの当事者が都合の良いように解釈して使用する場合が多いのも事実だ。権...
飛鳥

巨石巡りの冒険コース

TDRもUSJもいいだろう。しかし、自然の妙味には敵うまい。それは子ども向けに言えば、ドキドキわくわくのアドベンチャーコースだ。本当は修験者の修行場なのだが、それこそ本当に修行をしていたのだろうか。案外、修験者たちも、この先どんな冒険ができ...
平安

龍神が授けてくださった犀の角

あけましておめでとうございます。今年の干支は辰なので龍にちなむ動物として、タツノオトシゴ、あるいはコモドドラゴンやウォータードラゴンなどのトカゲにスポットが当たっているようだ。龍は想像上のものだから、似た動物で代替するしかないが、伝説の宝庫...
奈良

空海のレーザー彫刻

ショックだったのはバーミヤンの磨崖仏が破壊されたと知った時だ。歴史上確かに繰り返されてきた文化財の破壊の一つではある。しかし文化財保護が世界レベルで行われるようになった現代において、あのようなことが発生するとは思ってもみなかった。何年経って...
奈良

お水取りの始まった場所

年中行事を伝えるのはニュースの大切な役目で、毎年同じ内容のニュースなのだが、「ああ、今年もそんな時期か」と季節の移り変わりを知らせるカレンダーである。特に東大寺二月堂の「お水取り」が印象に残っている。テレビでしか見たことはないが、あの迫力は...
南北朝

元弘の変に散った河内の勇者

笠置寺に行ったのは昨夏のことだ。前日に見た宇治の十三重石塔の大きさとは比ぶべくもないが、笠置寺のそれも結構大きく高さは4.7mある。周りの石が巨大すぎて大きく見えないのであった。京都府相楽郡笠置町大字笠置字笠置山の笠置寺に「笠置寺十三重塔」...
南北朝

永遠の秘仏

お寺の御本尊は本堂の中にいらっしゃる。本堂の中に入って伏し拝みもする。御本尊が秘仏となっている場合もある。秘仏だから見えない。しかしそこに確かな存在を感じる。見えないものが存在するのだ。京都府相楽郡笠置町大字笠置字笠置山の笠置寺に「弥勒大磨...
飛鳥

町名発祥の石

巨石信仰は分かる気がする。迫力が違うのだ。自然が造ったと聞けば不思議だと思うが、神がお造りになったと聞けば納得してしまう。このような場所には何らかのパワーが秘められているに違いない。下の写真を見よ。二つの巨岩が小さな岩を支えている。京都府相...
鎌倉

諸行無常の響きあり

自由になりたいと思ってもなかなかそうはいかない。心配なことはあるし、したいことはあるし、時間もないし金もない。歳はどんどんとっているし胃の調子も悪いし長生きできるか覚束ない。人に生老病死の憂患(うげん)ありである。京都府相楽郡笠置町大字笠置...
室町

中世土民の生きる力

土一揆と百姓一揆はどう違うのだろう。中世と近世で呼び名が異なるだけだろうか。百姓一揆は首謀者が処刑されることが多かったが、土一揆はどうだったのだろう。土一揆の史跡の決定版を訪ねた。奈良市柳生町に「正長元年柳生徳政碑」がある。国指定の史跡であ...