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江戸中期

あってはならない事態の第一報

あってはならない事件が続々と耳に飛び込む昨今である。その第一報は近くの人のスマホから入ってくる。自分でもチェックすればよいのだが、他人の話を聞くだけでも概要をつかむことができる。情報伝達速度は事件の「あってはならない度」に比例する。赤穂市高...
古墳

みかんのへたになった古墳

ミカンのへたは下向きにして保存するのがよいという。そういえば、下向きに並べられた贈答品を見たことがある。また、ミカンのむきかたにはへそ派、おしり派、和歌山むきなど諸派あるようだが、へたから向くほうが白い筋が取れやすいそうだ。うちにはミカンの...
安土桃山

秋風の身にしむ夜半は

追はぎにあふたもしるす旅日記『俳風柳多留』二篇に掲載されている名句である。旅を台無しにしてしまう出来事も、川柳にするとほのぼのと聞こえる。嫌なことは笑いに変え、湧く旅情は歌に詠んだ。文武に長けた細川藤孝(幽斎)も旅日記『九州道の記』を残して...
戦前戦中

井戸が生活の源だった頃

「紀行歴史遊学」開設以来の1日平均アクセス数が160を突破しました。ご覧いただきましたみなさまに、心より御礼申し上げます。今後もみなさまのご期待に沿えるような記事を提供してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。蛇口をひねると水が出る...
江戸中期

福山藩領は砂防ダムの先進地域

「コンクリートから人へ」という情緒的なスローガンに、新たな時代の幕開けを期待した頃のことである。コンクリートの構造物は環境破壊の象徴のようなイメージがあった。砂防ダムなんぞはその最たるもので、山の中にいくつもコンクリートの塊が放置されている...
戦国

地形改変が山城の歴史を語る

ブログ開設以来の総アクセス数が88万を突破しました。これもひとえにご覧いただきました皆様のおかげと心より御礼申し上げます。史跡巡礼の魅力を伝えるため、今後も精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。土砂崩れなどの災害が発生した場...
南北朝

忠臣児島高徳公の英雄時代

「忠臣」と聞いて思い浮かぶ日本史上の人物は?と「WEB歴史街道」が調査したところ、次のようなランキングになったという。大石良雄(内蔵助)、楠木正成、豊臣秀吉、石田三成、弁慶、直江兼続、真田幸村(信繁)、黒田孝高(官兵衛)、乃木希典、平重盛。...
戦国

播磨守護山名氏の栄光

戦国時代は領土争い。ロシアとウクライナの戦争もほとんど膠着状態。ここに至っては朝鮮戦争のように「凍結された戦争」になるのでは、と囁かれている。播磨は赤松氏の領国として揺るがないかと思われたが、嘉吉の乱で但馬の山名氏に奪われてしまう。これを応...
戦後

君が芳躅を慕ふの声

知の巨人徳富蘇峰は、明治半ばに平民主義から帝国主義へと軸足を移した。その記念碑的一文が昭和十年の『蘇峰自伝』に記されている。此の遼東還附が、予の殆ど一生に於ける運命を支配したと云つても差支へあるまい。此事を聞いて以来、予は精神的に殆ど別人に...
江戸中期

赤穂城で考えたこと

赤穂藩は刃傷事件ばかりが注目されて、なかなか実像がつかめない。浅野家に続いて永井家、森家が藩主を務め、特に森家は12代165年にわたって統治した。これに対して浅野家は3代56年。短くとも城下町赤穂の基礎を築いた浅野家を顕彰する特別展「浅野家...