江戸中期

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夢を翼にのせて大空へ

大晦日になりました。今年も「紀行歴史遊学」をお読みくださり、ありがとうございました。来年のみなさまの飛躍を祈って、空を飛ぶ話をお送りいたします。ドラえもんのタケコプターは、空を自由に飛びたいという人類の夢を象徴している。しかし、科学的には、...
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職業作家の誕生2nd

あと少しで開設以来のページビューが15万に達します。ご覧くださり本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。弥次さんが大仏殿の柱の穴をくぐろうとして、お腹がつかえて抜けられなくなってしまった。喜多さんは、前から引っ張っ...
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城代がリユースした岩

石油や金属に並んで、石材も貴重な資源である。石は鉄のように鋳潰してリサイクルできないから、その形状を生かして上手く再利用する。このブログでも、古墳時代の石棺の転用を紹介したことがある。今日紹介するのは、塔の心柱を支えていた岩を、手水鉢(ちょ...
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最高のスペシャルデイのために

子どもの頃には誕生日とかクリスマスというと、何か特別な時空にいるように感じていたものだ。それが今では、何事もなかったかのように一日が過ぎていく。歳を重ねると瑞々しい感性が失われていくのか。ところが、元旦だけは別だ。車が少ない。だから音がしな...
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紀州徳川家の奥方という人生

大河『花燃ゆ』の視聴率云々は言わない。松坂慶子(都美姫)、田中麗奈(銀姫)のおかげで、大名家の女性の暮らしぶりがよく分かった。先日はついに廃藩置県が断行され、長州藩の奥御殿も解散してしまった。銀姫は洋装となってはしゃぎ、華麗に明治を生きてい...
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西日本最大の一揆に学ぶ

「反知性主義」という用語が流行っている。「沖縄の新聞は潰さないといけない」など、その代表的なものだ。自分と対立する考えに対して、客観的な論証をしようとはせず、「消えてくれ」と言わんばかりの体である。相手と折り合いをつけて、よりよい社会を築く...
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追悼・鶴見俊輔のファミリーヒストリー

鶴見俊輔氏が20日に亡くなったと、今日の新聞が大きく報道していた。「思想の科学」「べ平連」などで有名だそうだが、安保闘争もベトナム戦争も実感がない私には、それほどの関心があるわけではない。ただ、記憶にとどめておきたいのは、鶴見氏が昭和31年...
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ひとぉつ、ふたぁつ、みぃっつ

「口裂け女が駅まで来ているらしい」そう聞いたのは、部活帰りの薄暗くなってからだ。「マジかよ」マジという言葉は当時なかったが、とにかく恐怖にかられて、思い切り自転車をこいだ。中学2年の1学期のことである。報道によると、岐阜市の柳ケ瀬商店街で今...
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.962という驚異的な勝率

アニメ「勇者ライディーン」とYMO「RYDEEN」と力士「雷電」とは相互に関係があるらしい。アニメはあまり見ていないが、YMOはよく聴いた。チャーチャーチャー、チャチャチャチャッチャララッチャ、チャーというやつである。内容は互いに無関係だが...
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夜な夜な動いた大亀

「島根か鳥取か分からないけどそこら辺に行きました」という、いいかげんな名前のお土産がある。鷹の爪団の吉田くんがかます自虐ネタだ。確かに栃木と群馬、宮城と岩手など、あれ?どっちがどっちだったっけ? なんてこともあるだろう。岡山と広島もそうかな...