南北朝 後醍醐天皇のおみこし JR姫新線は姫路駅近くは都会らしい混み具合で本数も多いが、津山駅周辺はそれほどでもない。今は静かなこの路線を、昭和天皇を乗せたお召列車が昭和22年と42年に通過したことがある。姫新線によく似たルートの旧出雲街道を通って隠岐へと流されたのは後... 2019.12.01 南北朝
南北朝 美しすぎる人妻の悲劇 『忠臣蔵』は吉良上野介と浅野内匠頭の対立から始まるが、物語の上では『太平記』が描いた高師直と塩冶判官の争いという設定である。「高」は高家の吉良であることを暗示し、「塩」は赤穂の塩、つまり浅野内匠頭を連想させる。吉良と浅野の対立の原因は諸説あ... 2019.08.05 南北朝
南北朝 杉坂へ着きたりければ 私は失敗したことがない。うまくいかない方法を見つけただけだ。エジソンはそう言ったという。さすが、ポジティブだ。私もうまくいかない方法をよく見つけるが、同じ方法ばかり見つかる。どうやら学んでいないらしい。南朝の中心として知られる児島高徳も、う... 2019.08.02 南北朝
南北朝 朝鮮半島ゆかりの技術者 我が国の仮想敵国は韓国だというのか。G20において文大統領を冷遇しただけでなく、経済的にも圧力をかけようとしている。そのうち「最大限の圧力」なんて言い出すかもしれない。北も南も同じ民族だから、どっちがどっちか分からなくなったのだろうか。一衣... 2019.07.06 南北朝
南北朝 皇位継承、約束の行く末 平成から令和への改元は、国民こぞって代替わりを祝祭する貴重な機会となった。誰もが天皇陛下のご即位を心より御祝い申し上げ、上皇陛下のますますのご長寿をお祈りしている。今回の譲位は特例とされているが、崩御に伴う自粛ムードがなく経済効果が高いこと... 2019.05.02 南北朝
南北朝 幻の天皇奪還計画 ブログ開設以来の総アクセス数が41万を突破しました。ご覧いただいた方々に心より御礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。義を見てせざるは勇なきなり。私は子ども会のカルタ大会の練習で、この言葉をおぼえた。その出典が『論語』だと知ったの... 2019.04.23 南北朝
南北朝 四方太平を願った千人塚 幼年か若年の君主の治世を後見役がバックアップする体制は、よくあるが不安定になりやすい。織田家の幼君三法師の後見役は秀吉だった。豊臣家の幼君秀頼の後見役は家康だった。主家は乗っ取られてしまうのである。うまくいったのは、幼君ルイ14世を宰相マザ... 2018.10.23 南北朝
南北朝 四国戦線異状あり 来春、皇太子殿下は即位して126代天皇となる。この歴代に数えられるのは南朝の天皇であって北朝ではない。現在の天皇家は北朝の血筋であるにもかかわらず、南朝には正統性が認められている。南朝は戦場に敗れ、歴史に勝利したのだ。南朝に味方した武将もま... 2018.10.16 南北朝
南北朝 首部村の首塚の真相 我が国で最強のミステリースポットとして知られるのが、平将門の首塚である。京にさらされた首が関東へ帰ろうと空を飛び、落ちた場所に首塚が築かれたという。将門首塚には立派な石塔婆が建てられ、多くの人がお参りをしている。本日紹介するのは同じ首塚でも... 2018.08.30 南北朝
南北朝 正成と尊氏、勝利者はどっち? 歴史上の人物には、史跡の多い人とそうでない人がいる。史跡が多いからといって、歴史に果たした役割が大きいわけではない。具体的には、楠木正成と足利尊氏。正成を顕彰する碑や銅像は本ブログでも何度も紹介したことがあるが、尊氏を顕彰する史跡は少ない。... 2018.08.17 南北朝