gyokuzan

飛鳥

税はもれなくいただきます

消費税が来年10月に10%に引き上げられることになっているが、安倍政権の足元がぐらつくなか、本当に実施できるのかと懸念する声がある。財務省は二度も煮え湯も飲まされ、仏の顔の三度目はないと腹をくくっているらしい。考えてみれば、国家は税の収奪装...
安土桃山

海の将軍、村上水軍

カズオ・イシグロなどの「ノーベル賞」作品にチャレンジして挫折した人も、「本屋大賞」作品なら読破できること間違いなしだろう。テンポのよいストーリーに、思わずページをめくってしまう。平成26年度の受賞作は和田竜『村上海賊の娘』だった。その舞台を...
南北朝

国家に貢献した海賊大将軍

「海賊」はマンガか映画の中にだけ登場するのかと思ったら、法律にも登場する。「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」は、ソマリア沖やマラッカ海峡での海賊襲撃に対処するために、平成21年に制定された。もちろん瀬戸内海での海賊行為にも対...
室町

中央政治決戦に臨んだ武将

自動車好きな人は、そのフォルムで年代を言い当てることができるだろう。空気抵抗の研究やプレス技術の進歩、そしてその時代の流行によって、丸っこいか角ばっているかが決まってくる。それと同様に貴重な文化財である石造物にも、その時代特有のフォルムがあ...
戦後

ありがとう、さよなら三江線

明日、JR三江線が運行を終える。春は別れの季節とはいえ、鉄道が無くなる喪失感は大きい。乗ったこともないのに。ジョン・ダンの『瞑想録』第17に倣えば、次のように表現できようか。三江線は我が国をめぐる鉄道網の一部、全国を結ぶは実に鉄路なり。遠き...
南北朝

首から上に効き目がある首塚

「足さえやられていなければ…」と無念の言葉を残して討死した戦国武将、宇喜多基家は今、足の神様として信仰されている。平家方の武将、平景清が負傷した目を洗って治したという洞窟には、目の神様が祀られている。さて今回紹介する神様は、身体のどこに御利...
江戸後期

お姫様「柚べし」百本お買い上げ

映画『超高速!参勤交代』が明らかにしたように、田舎道ではさっさと先を急ぐ大名行列であったが、宿場町に入ると威儀を正して進んでいた。大名の誇りと意地をかけた行列だったのだ。かつて宿場町として栄えた地域では、今も大名行列は祭りの華だ。山陽道の宿...
江戸前期

お茶屋グラウンドの由来

天城といえば、名曲「天城越え」か名作『伊豆の踊子』の冒頭「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠が近づいたと思うころ」を思い起こす。この場合は「アマギ」と読む。いっぽう、岡山県倉敷市にある天城は「アマキ」と読む。アマは海のことで、海に臨んだ...
江戸前期

祝・児島半島陸つづき400年!

今年は明治維新150年、大山開山1300年、西国三十三所草創1300年、春日大社創建1250年、面白いものでは藤原道長望月の歌1000年、という記念の年だ。世界に目を向ければ、大唐建国1400年、高麗建国1100年、大明建国650年、三十年...
安土桃山

密使が左右した歴史の運命

人生には常に分かれ道があって、もう一方の道に足を踏み出していれば、また違った現在があったかもしれない。そのパラレルな自分が今の自分より良ければ悔しいが、それは確かめようがないので、人は今の自分を肯定的に考える。歴史はどうだろうか。かつてマル...