gyokuzan

明治

物流の大動脈としての荒川

総アクセス数が32万を突破しました。これもひとえに皆様のご愛読のおかげと、心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。今はトラックが担う物流の主役は、かつて船であった。今は道路に代表される交通インフラは、かつて川であった。海上...
安土桃山

無用の長物から学ぶこと

『のぼうの城』の舞台に行ってきた。これで日本三大水攻めのレポートが完結する。備中高松城、紀州太田城、そして本日の武州忍城である。前二者は秀吉が直接指揮をしていたが、今回は部下の石田三成が寄手の大将である。しかし、水攻めという奇策には、秀吉自...
奈良

綱は絶ゆとも言な絶えそね

前回、「埼玉」は「さきたま」とも読む話をしたが、「さきたま」は「幸魂」とも書き、人に幸福を与える働きを意味しているそうだ。なんとありがたい地名であろうか。今回は、サキタマヒメを祀る前玉(さきたま)神社で、「さきたま」が詠み込まれた万葉歌二首...
平安

埼玉は「さいたま」か「さきたま」か

平成の大合併でいろいろな地名が誕生した。「みどり」「さくら」とか、幼稚園のクラス名のような地名。「伊豆」「伊豆の国」とか、どっちがどっちか分からない地名。「南アルプス」というヨーロッパのような地名。南セントレア市という国籍不明の地名さえ誕生...
戦後

幅の広さが日本一の川

「こうのす川幅グルメ」というご当地グルメがある。戦後の食糧難の頃に少しでも安くおいしくと考案されたB級グルメ…ではない。メインは平成21年に誕生した「川幅うどん」で、約8cmの幅の広い麺である。近年は、川幅せんべい、川幅どらやき、川幅ケーキ...
古墳

鉄剣に刻まれた金の文字

歴史には時々、世紀の大発見がある。宮城県の上高森遺跡では、平成11年に70万年以前の地層から石器が発見され、列島史が大きく塗り替えられた。と思ったら、捏造だった。いっぽう、埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣から見つかった雄略天皇の名前は、本...
江戸後期

ご先祖さまを誇りに生きる

子どもの頃、屋根裏に天狗の面が掲げられていた。おまじないか何かだろう。怖いというか、見てはいけないものを目にした時のような後悔の念を憶えている。そんなことと比べるのもおこがましいが、鳥居強右衛門(とりいすねえもん)という足軽が磔になった絵も...
江戸中期

子育てと教育の名代官

財務官僚の耳をふさぐような不祥事がニュースをにぎわせた。江戸幕府の官僚、お代官様がこれを知ったなら、「そちもなかなかのエロよのう」と言うだろう。ワルだとかエロだとか冷酷だとか、ろくでもないイメージの多いエリート官僚だが、本日は今日まで地元の...
明治

運命に従ふものを勇者といふ

今朝の毎日新聞の書評欄で、田山花袋『田舎教師』(岩波文庫)が紹介されていた。ふつう、新聞の書評で採り上げられるのは新作の本だろう。『田舎教師』は近代文学とはいえ、今や古典と呼んで差し支えない定評ある名作である。評者の荒川洋治氏は、作品に登場...
明治

木造校舎と懐かしの給食

「クジラの竜田揚げ」は懐かしい給食の代表格だ。肉食ってる!感じがして、楽しみにしていたものだ。たまにコッペパンが揚げパンになっていたりすると大興奮である。手を砂糖と油まみれにしながらかぶりついていた。アルマイトの食器も給食ならではだ。現在は...