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戦前戦中

築け!平和の架け橋

通勤途上、橋をいくつも渡っているはずだが、ほとんど気にしたことがない。もし橋がなかったら大変困るはずだが、感謝したことがない。私たちが平和の享受を、空気のように当たり前に思っているのと同じだ。そうなら、橋を渡れるのは平和な証拠、橋は平和の象...
明治

日清・日露戦役の兵站線

広島が臨時首都となった日清戦争、我が国が坂の上の雲をつかもうとした日露戦争。そのころ宇品(うじな)港は、たくさんの兵士を送り出す軍港で、横浜や神戸に劣らぬ我が国を代表する港であった。現在は広島港として自動車の輸出や四国や瀬戸内の島々への旅客...
大正

誇りある外交交渉とは何か

鈴木、田中、福田、加藤、鳩山。この名字に共通することは? 答えは総理大臣が二人いることでした。このうち加藤首相は二人とも大正時代に活躍した。平成時代に“加藤の乱”をおこした加藤氏は、やがて首相になると誰もが思った実力派だった。今、自民党で総...
江戸前期

城が見えます波の上

「讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上」と謡われる高松城は、日本三大水城の一つ(残り二つは伊予今治城、豊前中津城)とされる。堀には海水が引き込まれ、鯛が泳いでいるという豪華さだ。高松市玉藻町に国指定重文の「高松城 旧東之丸艮(うしとら)...
江戸中期

薩摩義士血涙史の誕生

総アクセス数が39万を突破しました。これもひとえに皆様のおかげと深く感謝するとともに、いっそうの精進を誓います。今後ともよろしくお願いいたします。モリカケ問題は自ら死を選ぶ役人まで出しながら、もう終わったかのように誰も口にしなくなった。権力...
戦後

輪中の堤防が決壊したら

「千丈の堤も蟻の一穴」という不気味なことわざがある。堅固な堤防もアリのつくった小さな穴から崩れ始める、というのだ。確かにそうだろう。すべての大失態は小さなミスから始まる。まさにハインリッヒの法則。ささいなヒヤリ・ハットをおろそかにしてはなら...
室町

お伊勢参りの後は養老で滝見物

今年1月4日に安倍首相が伊勢神宮に参拝した。首相の伊勢参拝は民主党政権を含めて恒例行事となっている。国民の代表が初詣をして我が国の安寧をお祈りすると言えば聞こえがいいが、国家神道じゃあるまいし政教分離の原則からは疑念が生じる。政教分離をしな...
平安

源義朝、逃走中

入浴中に暗殺された人物といえば、西洋史ならフランス革命のマラー、日本史なら源頼家か源義朝だろう。心も身体も無防備にして疲れを癒しているというのに、そこを狙うとは卑怯千万。本日は、平治の乱後、再起を図ろうと落ち延び、無念の最期を遂げた義朝ゆか...
奈良

漕ぎゆく舟のあとのしら浪

古文の時間に『平家物語』で俊寛僧都が島に置き去りにされる場面を習った。足摺(あしずり)をして、「是(これ)乗(のせ)て行け、具して行け。」と、喚(をめき)叫べども、漕行(こぎゆく)船の習(ならひ)にて、跡は白浪(しらなみ)ばかりなり。(巻第...
明治

明治初の横綱は最高齢昇進

「平成最後の」という冠言葉をよく耳にする。そうやって去りゆく時代を惜しんでいるのだろう。どこか卒業式の雰囲気に似ているような気がする。「昭和最後の」はちょっと不謹慎で使えなかったから、時代の終焉があらかじめ分かっているのもいいと思う。安倍首...