gyokuzan

明治

もうひとりの「いだてん」~毎日マラソン噺~

『いだてん~東京オリムピック噺~』が最低視聴率の一桁に終わったが、かつての『平清盛』のように非難する声を聞かない。むしろ「名作」との評判もあり、うちの家族は欠かさず見ていた。このブログでも紹介した岸清一とその役をやった岩松了がそっくりだとか...
弥生以前

岩だらけの場所で考えたこと

「脚下照顧」私はもっと足元を見つめなおすことが必要だ。拠って立つ大地は本当に不動なのであろうか。動かぬものと信じ切って、その堅固さを確かめようともしていないのではないか。頭上に降りかかるものばかりが気になって屋根ばかりを求め、地下深くで生じ...
鎌倉

安芸に眠る頼朝の愛妾

イメージのあまりよろしくない小早川秀秋は、関ヶ原の戦功により備前岡山城主となるが、これは岡山の人々にとっては「400年ぶりにお帰りなさい!」という歓迎すべき出来事であった。というのも、小早川氏の先祖にあたる鎌倉御家人土肥実平(どいさねひら)...
戦後

三級の浪高うして魚龍と化す

屋根より高い鯉のぼりを私も揚げてもらった。庭先に大きな柱があり、そこに長い竿が取り付けられていたように思う。近ごろの住宅地では、ベランダに設置できる小さなものが好まれているようだ。使われなくなった大きな鯉のぼりは、川や谷を渡る長いロープに何...
江戸中期

今に伝える念仏の法灯

言われて初めて気付くことがある。そういえば、お寺や神社の拝む場所には張り出した屋根がある。雨に濡れなくてすむし、意匠としても美しい。この部分を「向拝」と書いて「こうはい」とも「ごはい」とも読む。尊い神仏を拝む場所だから「御拝」とも書いた。だ...
江戸後期

ここでも祝・種痘普及170年!

先日、インフルエンザの予防接種を受けた。ずいぶん前に罹患して何日も寝込んだことがあり、頼むから罹らないでくれと祈るような思いで接種した。ここで注目したいのは「接種」である。弱毒化しているとはいえ、わざわざ病原菌を体の中へ入れるとは、なんと勇...
江戸前期

祝・三原浅野氏入城400年!

ある調査によれば広島県民に一番人気がある武将は、毛利元就だそうだ。関ヶ原後の毛利氏は今の山口県に移り、替わって大名となるのは福島正則であり、幕末まで続いた浅野氏である。浅野氏の支配の長さに比べれば、元就の時代は短い。それでも元就の人気が高い...
鎌倉

鎌倉のイエズス会、西大寺教団

blog開設以来の総アクセス数が50万を突破しました。ご覧いただきまして誠にありがとうございます。今後とも史跡巡りのおともに役立ちますよう努力を重ねてまいります。どうかよろしくお願いいたします。石造物の黄金期は鎌倉時代だと聞いた。この時代に...
安土桃山

急ぎだから、落ち着け!

大相撲11月九州場所で新入幕を果たした「若隆景」は、いきなりの4連勝だったがケガのため5日目から休場した。兄が二人いて「若隆元」「若元春」というそうだ。なんと毛利三兄弟が力士として現代に蘇ったのである。兄はまだ幕下、十両であり、新入幕は若隆...
大正

国家自ら罪悪を犯すって?

フランシスコ教皇の来日で「法王」がすっかり過去のものとなった。以前は「教皇」こそ十字軍や叙任権闘争など、欲望と権力にまみれたような歴史用語だったが、今や平和の象徴であるかのように受けとめられている。教皇は日本滞在中の演説で「核兵器廃絶」を強...