gyokuzan

古墳

横穴式石室にもパーテーション

人との間に壁を作らないよう心掛けてきたつもりだが、店とか役所では間仕切りのある光景が当たり前になった。おかげで守られているように思えるし、拒否されているようにも感じる。身も心もオープンにできず、信じるよりも疑うことを前提としなければならない...
戦国

八か国守護の頓死

毛利元就と尼子晴久、どちらが中国地方最強か。歴史上の勝者は元就だが、永禄三年に晴久が急死した時、中国地方の要である石見銀山は尼子氏の手にあった。脳溢血が晴久を襲わなければ、また別の歴史があったのではないか。そんな妄想を巡らせながら、晴久の墓...
戦国

月山富田城か富田月山城か

雲州広瀬に「月山(がっさん)」という銘酒がある。出逢ったのはかなり前、岡山駅前商店街で行われた酒の試飲販売会でのこと。すっかり酩酊しながらも記憶に残る味わい深い酒であった。いま路上飲みが問題視されているが、昼間から路上で呑んだくれて解き放た...
江戸前期

明の国書を手にした大名

綾本墨書明王贈豊太閤冊封文(りょうほんぼくしょみんおうぞうほうたいこうさっぷうもん)という国の重要文化財がある。文禄の役の後に秀吉を激怒させたという明の国書である。超大国の威厳を見せつけるかのような堂々とした佇まいを見せている。その内容が秀...
安土桃山

七難八苦はもういらない

憂きことのなおこの上に積もれかし限りある身の力ためさん人生はサバイバル。困難が次から次へと降りかかって俺を試しているぜ。私の闘争心は高まるばかりだ。この歌は熊沢蕃山が詠んだといわれる。願はくは、我に七難八苦を与へ給ヘ艱難辛苦よ、どんどん来る...
戦前戦中

非常時財政を双肩に担う

桜内義雄という外務大臣を憶えている。チェリー発言ばかりが面白おかしく伝えられているが、国連で核軍縮を強く訴えるなど平和外交に徹した人であった。明治生まれ最後の国会議員の一人(もう一人は原健三郎)でもあった。月山富田城を散策していると、その桜...
戦国

お父さんに負けた子の話

家具や姫と呼ばれた久美子社長が父に叛旗を翻して会社の抜本的改革に乗り出したものの、惨憺たる結果となり、会社は人手に渡ってしまった。ヤマダデンキの傘下のもと業績が回復しているというから、かぐや姫の心中いかばかりか。安来市広瀬町富田(とだ)に「...
江戸前期

破却をまぬかれた国宝天守

ブログ開設以来の総記事数が1700に達しました。ご愛読いただき、感謝に堪えません。史跡散策に役立つ情報を提供できればと思っております。今後とも何とぞ、よろしくお願いいたします。興福寺の五重塔が250円で売却されそうになったのは有名な話だ。廃...
大正

文豪が暮らした松江城の堀端

美しい街、殊に城下町の風情は堀川によるところが大きい。堀端の木々には街路樹にない優しさがある。木陰に立ち止まって流れがないかのような水面を見れば、次第に気持ちが潤ってくるのを感じる。同じ木陰でも街路樹の下で行き交う車の流れを見つめたなら、人...
戦前戦中

満州事変、国難時のリーダー

突発した国難に際して首相がどのような対応をするのか、歴史が厳しい目を注いでいる。コロナ禍の安倍首相、東日本大震災の菅首相、えひめ丸事故の森首相、阪神大震災の村山首相。突然到来した危機に困惑し、判断に迷ってうろたえたことだろう。もちろんリーダ...