gyokuzan

奈良

備前三宮の和気公家臣

三宮と聞いてすぐに思い浮かぶのは、神戸の中心街三宮だろう。地名の由来は三宮神社。生田神社を囲む一宮から八宮の八社の一つである。ただし、普通は社格制度において諸国にある一宮、二宮、三宮を指す場合が多い。先日は美作三宮を紹介したので、本日は備前...
奈良

皇位継承は和気清麻呂に学べ

ブログ開設以来の総アクセス数が69万に達しました。これもひとえにみなさまのご関心のおかげと感謝し、今後の一層の精進をお約束いたします。現代の“道鏡”「小室圭さん」が潰した「女性天皇」「女性宮家」というスキャンダラスな見出しの記事が『週刊新潮...
戦前戦中

濁流は滔々として流れ

今月3日午前10時半ごろ発生した熱海土石流はその衝撃的な映像がテレビで繰り返し流され、私たちが災害列島に住んでいることを目の当たりにさせられた。安否不明者は当初約20人と伝えられていたが、なかなか確定に至らなかった。それほど人の把握は難しい...
鎌倉

嗚呼、承久の乱800年!

京都文化博物館で「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」というめったにお目にかかれない秀逸な展覧会が4月6日に開幕した。しかし、緊急事態宣言の発令により25日から5月11日まで休館となり、さらに宣言延長のあおりを受けて再開する...
鎌倉

歴史と伝説のテーマパークAIJ

現代では大人しい牛と猛々しい鬼のイメージは結びつきにくいが、かつて「牛鬼」という妖怪がいた。『枕草子』百四十八段にも登場するから、けっこう古くから人々を怖がらせていたようだ。頭が鬼で首から下は牛の姿の鬼面牛だという。その牛鬼を封じ込めたとい...
平安

この木なんの木ムクノキ

天秤棒で肥担桶(こえたご)を担いだことがある。慣れないとなかなかバランスがとれない。棒がしなって折れやしないかと心配になる。何の木から作られているのか考えたこともなかったが、天秤棒は靭性のあるムクノキで出来ていることが多いらしい。ムクノキに...
鎌倉

色鮮やかな最古の木造建築物

冬枯れの道を走って行き着いた先に、鮮やかな朱塗りの塔があった。朝日を浴びて輝く以上に映えて見える。漫画でよく見る後光のような印象だ。この場所でこの時間にこの塔に向き合える奇跡。贅沢な旅とはこのことだろう。美作市真神(まがみ)に「長福寺三重塔...
安土桃山

毛利と宇喜多の美作決戦

人類初のコロナ対策は迷走しながら今に至り、多くの人が懐疑的に感じる中で五輪開催が強行されようとしている。この先どうなるのか誰も予測できない。同じくらい混沌として訳が分からないのが戦国武将の離合集散である。裏切りなんてしょっちゅうで、生き延び...
明治

豪農民権家の底力

不平士族の反乱が失敗に終わり、言論による抵抗、自由民権運動が盛んになった。板垣退助や大隈重信の活躍を見ると、いかにも士族中心に運動が広がったように思える。しかし、運動の真の担い手は豪農であった。明治11年に地方三新法が成立したことで、庄屋ク...
古墳

かまどと古墳の意外なつながり

ソロキャンプがブームだというが、分かる気がする。大自然の中の夕暮れ、焚き火前のチェアにひとり身を任せれば、何がしかの感慨が湧いてくることだろう。それは、人類が何万年も繰り返してきた営みへの敬意かもしれないし、自然と自分との大きさの対比かもし...