gyokuzan

室町

一休さんの子ども

一休さんといえば、ポク、ポク、ポク、チーンである。とんちで見事に難問を解決してみせるのだが、よく言えばとんちで、下手をすれば屁理屈と言われかねない。あんな小生意気な小僧が大人になったらどうなるのか。一休宗純、臨済宗の高僧となる。高僧とはいえ...
江戸前期

名門里見氏の終焉

高知県に「高知龍馬空港」がある。正式には「高知空港」なのだが、愛称として坂本龍馬の名前を組み込んでいる。略称が愛称となるのはよくあるが、わざわざ画数の多い二文字を入れたところがユニークだ。確かに「高知といえば龍馬ぜよ」とPRとして効果がある...
南北朝

後醍醐天皇の上陸

戦いに敗れエルバ島に流されたナポレオンは、戦後処理の混乱のすきに島を脱出、カンヌに上陸した。1815年3月1日のことである。パリに向けて進撃するナポレオンを、民衆は「皇帝陛下万歳」と歓呼の声で迎えたという。百日天下(Cent-Jours)の...
源平

以仁王の思いとその後の歴史

東京の首長経験者と大阪の首長が大同団結して、第三極となる政治勢力勢力を築き上げようとしている。雲間から一瞬の陽光を放った「太陽の党」とはいったい何だったのか。日本維新の会に合流したことで、大阪の人の笑いのネタにならなくて済んだ。歴史を変えよ...
幕末

日本海のお台場

ゆりかもめに乗って橋を渡ると、そこはお台場。お台場といえば、アクアシティお台場でありダイバーシティでありフジテレビである。トレンドの先端を行く場であって、我が国の繁栄ここに極まれり、である。東京に住んでいた頃、下宿のトイレからレインボーブリ...
戦前戦中

ウラシマ効果のすべり台

亜光速で移動すると時間がゆっくり進むため歳を取らないのだそうだ。これをウラシマ効果という。これを正しく理解するためには相対性理論を知らなくてはならないが、手が付けられないでいる。やはり、ここはおとぎ話の浦島太郎がよろしいようで。横浜市神奈川...
室町

だけども問題は今日の雨、みのがない

外出先でのことである。急な雨に降られたが、あいにく傘がない。困って近くの民家を訪ね、「申し訳ありませんが、傘を貸してくださいませんか」と頼んだ。すると若い女性が出てきて、だまって新聞記事を差し出す。そこには「都会では自殺する若者が増えている...
明治

新宿とギリシャをつないだ文化人

『怪談』で有名な小泉八雲は外国から来た人で、もとはラフカディオ・ハーンという名前だとは知っていたが、どこの国の人かは考えたことがなかった。熊本や松江に旧居があることは知っているが行ったことはない。東京で八雲ゆかりの地を訪れたのは、東京メトロ...
戦前戦中

終戦前日の大空襲

大阪大空襲の最後は8月14日だったと知らなかった自分を恥じる。14日といえば、御前会議でポツダム宣言の受諾が決定され、連合国側への通告が行われた日である。すっかり戦闘も下火になっていたものと思い込んでいた。受諾の通告は午後11時のことだから...
安土桃山

豊臣家二代目の成長を願う

豊臣秀頼は気になる人物の一人だ。昨年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で太賀が聡明な秀頼を演じていたが、実際その通りだったのだろう。これを徳川の天下に対する脅威とみなした家康が豊臣家を滅ぼすのだが、家康の寿命と秀頼の成長は競争のようなもので...