gyokuzan

戦国

歌で城を取り戻した話

民主主義の要諦は、多数決ではなく熟議である。にもかかわらず、議論のないままに消費税の使途変更が、安倍首相最大の選挙公約となっている。「選挙はまさに民主主義における最大の論戦の場だ」と首相は言うが、そもそも選挙は、自分の主張をアピールして票を...
江戸中期

三百年後も慕われる政治家に

「国難突破解散」だとか言って、もうすぐ衆議院総選挙が始まる。それよりもっと深刻な国難は、地方選挙で投票率が過去最低を更新していることだ。今月あった選挙では、柏原市、羽曳野市、城陽市、総社市、えびの市などがそうだ。18歳選挙権になろうが低下傾...
大正

トリックなしのウヰスキー

ウイスキーもハイボールも飲まないが、「ウイスキーが、お好きでしょ」のCM(サントリー角瓶)は見入ってしまう。たぶん井川遥のせいだろうと思う。角瓶の歴史は古く、サントリー創業者の鳥井信治郎が「スコッチに負けない」との意気込みで昭和12年に完成...
幕末

新撰組最盛期の聖地

「生活の党と山本太郎となかまたち」という訳が分からぬ、いや、考えようによっては実に分かりやすい名前の政党がある。今回の安保騒動で、山本太郎氏は喪服で数珠を手に一人牛歩で採決に臨み、抵抗する姿勢を身を以て表現した。焼香のしぐさもしたようだが、...
安土桃山

石山本願寺を支えた寺

我が国の宗派のうちで、史上最強は浄土真宗であろう。その門徒で構成される一向一揆は、加賀で守護大名を倒して「百姓の持ちたる国」をつくり、摂津大坂では石山本願寺を拠点に織田信長と激しく対立した。石山本願寺は、あの信長を相手に11年間がんばった。...
戦後

「想起久遠」に込められた思い

関東平野は治水の歴史である。試みにグーグルマップで航空写真を見るとよい。かつての川の流路や湖沼の痕跡が分かるだろう。水郷地帯はここかしこにあったのだ。あの広大な平野で、いかに水を抜くか。為政者は洪水に頭を悩ませ、排水に知恵を絞ってきた。有名...
江戸後期

ずっと元気でいてください

道徳的価値は時代によって移り変わる。戦後70年で変化の大きかったのは「忠孝」であろう。主君への忠義と親への孝行のことだ。「忠」は封建社会以来、主君、天皇、会社と忠義の対象は推移したが、敗戦を経て高度経済成長期まで生き残っていた。モーレツ社員...
戦後

嗚呼、鬼怒川決壊

本日12時50分、鬼怒川の左岸、常総市三坂町で堤防が決壊した。利根川から21キロ付近である。TVニュースでは、濁流に破壊されそうな家の住人をヘリで救助する様子が放映されていた。その後、家は流されてしまったという。救助要請を発しながらも、その...
戦後

防災ツーリズムのすすめ

照りつける陽射し。耳いっぱいに蝉の声。目を細めながら見上げた空には入道雲。夏の心象風景である。ところがどうだ。8月の後半から今に至るまで、雨か曇りで梅雨かと思うような毎日である。各地で突風被害も出ている。災害列島日本、もっと防災に関心を高め...
江戸前期

オリンピックなら武蔵に学べ

東京五輪は競技場とエンブレムで迷走しているが、リオ五輪に向けては熱い戦いが始まっている。勝ち抜くためには精神力が大切だ。そんな五輪出場の心構えを記したのが、宮本武蔵『五輪書』である。冗談だと思うだろう。リオ五輪を目指すサッカーU-22日本代...