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戦国

古今集の奥義を伝授する

茶道、華道、書道など、さまざまな芸道があるが、近代になって衰退したものに歌道がある。もちろん短歌の愛好家は多いが、和歌を詠む技法や作法の継承を目的としているわけではない。皇族方のたしなみに「お歌」がある。毎年初めの歌会始で披露されており、若...
神話

金の弓矢で射抜いた洞窟

「青の洞窟」といえば、深い青色の高級感あるパッケージを思い出す。日清フーズのパスタソースである。特にジェノベーゼは宝石のように綺麗で美味い。ご存知のように、本物の「青の洞窟」は、イタリア・カプリ島の著名な観光地である。小さな入り口から射す太...
戦後

石の鳴る音は聞けど飽かぬかも

自然に勝るものはないと言うが、音もまたしかり。心に響くお気に入りの曲も聴いているうちに、いつもの曲になってしまう。これに対し自然音は、聞けど飽かぬかも。ドライブの途中に、石の鳴る音がするという海岸の案内板があったので立ち寄った。鳴き砂は知っ...
江戸中期

過ぎたるものが三つあり

「治部少に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」は、石田三成にはもったいないほどのすばらしい家臣と城をうたった俚謡である。家康バージョンもあって「家康に過ぎたるものが二つあり 唐(から)の頭(かしら)に本多平八」という。こちらはヤク...
江戸中期

けちらかされても訴える

江戸時代最大の百姓一揆とは、どれだろうか。51名が処刑された津山藩の山中(さんちゅう)一揆(享保十一、1726)だろうか。一万六千人が蜂起した盛岡藩の三閉伊(さんへい)一揆(弘化四、1847)だろうか。今日は、老中罷免、藩主改易の処分となっ...
特集

功名の裏にあったスキャンダル(藤戸・下)

首相夫人を全力でサポートしたノンキャリア官僚がイタリア大使館の1等書記官にご栄転になった。国会で鉄壁のゼロ回答を貫いた理財局長は国税庁長官にご昇任になった。安倍政権への忠義を尽くした者には、よいポストが与えられる。これを歴史的分野では「御恩...
特集

日本初!馬の渡海作戦(藤戸・中)

ハンニバルによる象のアルプス越えは、ローマを大混乱に陥れた。第二次ポエニ戦争、紀元前218年のことである。それから1400年を経て、馬が海を渡って敵を急襲した。このことは次のように語られた。『平家物語』巻第十「藤戸」より昔より今にいたるまで...
弥生以前

鍾乳洞で見つけた「希望」

夏は鍾乳洞。猛暑の日中はさらなり、夕暮れもなほ、コウモリの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、突然ぶつかって来るもをかし。天井から水滴など落つるもをかし。鍾乳洞の涼しさは極上だ。そして、この世とは思えない異空間も楽しい。しばらく夢心...
特集

地味な指揮官と勇敢な部下(藤戸・上)

リーダーとして組織を統率するのは簡単なことではない。民進党の前原さんは、先に離党した細野さんの後を追い「名を捨てて実を取る」と希望への合流を決断したものの、これが大英断だったのか大誤算だったのか、近いうちに明らかになるだろう。源頼朝の弟範頼...
平安

金の甲の埋まる山

岡山市南部には「金甲山」を校歌とする学校がいくつかある。金甲山のみねよりも 高き理想に胸をはり(福島小)真澄の空にそびえて清い 金甲山のふもとに伸びる(第二藤田小)緑かがやく金甲山 潮風かおるこの大地(南輝小)どっしりした山容の頂にはテレビ...