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幕末

西郷どんの島流し

大河ドラマ『西郷どん』が始まった。鹿児島弁が何言ってるか分からないだとか、初回の視聴率がワースト2位だとか、そんな評判は気にしなくてよい。西郷、大久保、大山、村田、海江田など、維新の英傑の子ども時代を活写し、今後の展開に期待できる秀作であっ...
江戸中期

漂流民から聞いた自分の名前

江戸幕府は海外情勢をどのくらい正確に把握していたのだろうか。例えば、ピューリタン革命で国王チャールズ1世が処刑(1649年1月30日)されたことは、約1年半後の50年8月8日付「阿蘭陀風説書」の次のような報告で知った。日本古文化研究所『阿蘭...
江戸中期

プロジェクト『解体新書』

『ターヘルアナ富子』という女子高生が手術する破天荒なマンガがあった。決めゼリフ「おぺしましょ」は、「私、失敗しないので」(大門未知子)と同じくらい流行る可能性があったものの、連載が長続きしなかった。意味不明に見えるタイトルは、オランダの解剖...
幕末

祝・慶應義塾創立160年!

慶應義塾といえば私立大学の最高峰として知られ、先生といえば福澤諭吉先生のことを指す。先生は万円札の肖像となり、全国民があこがれのまなざしを向ける存在となっている。天下無敵の慶應義塾は、いつどこで生まれたのだろうか。東京都中央区明石町に「慶應...
明治

新原(にいはら)龍之介の七か月

「全然だいじょうぶ」という言い方もすっかり聞き慣れてきた。否定表現が伴う「全然~ない」が正しいと思ってきたが、どうやら言葉は世につれ、世は言葉につれらしい。かの文豪、芥川龍之介は、「とても」の使い方について、同じような指摘をしている。大正1...
江戸中期

赤穂藩のクライシス・マネジメント

何事もなく過ぎていく毎日ほど幸せなものはない。しかし、緊急事態は突如発生する。元禄十四年(1701)3月14日、赤穂藩上屋敷に届いた知らせは、まさに青天の霹靂、家中の者は茫然自失となったことだろう。「赤穂藩主、江戸城中で刃傷」だというのだ。...
平安

関東にある奈良の大仏

驚くべきことに「奈良の大仏」は二つあるという。一つは東大寺にあるが、もう一つは千葉県にあるそうだ。関西と関東に一つずつだ。関西のほうは「リリパット国の大仏」でレポートした。関東の「奈良の大仏」は本当にあるのか。さっそく行ってみよう。あった。...
奈良

祝・大山開山1300年!

いよいよ平成30年が始まった。今年、鳥取県の大山は開山から1300年を迎えた。見る場所で姿がまったく異なる霊峰である。若い時分には何度も登ったものだ。初登頂は中学二年の集団登山。前日から大山寺近くの旅館に泊まり、薄暗い早朝に起床し、弁当持参...
江戸前期

江戸幕府、もう一つの宗教弾圧

総アクセス数が28万を突破しました。お読みいただきましたこと、深く感謝申し上げます。これからも精進いたしますので、ごひいきのほどよろしくお願いいたします。江戸時代の宗教弾圧といえば、キリシタンや宣教師の処刑を思い起こす。しかし、日蓮の教え受...
大正

祝・西条「日本の20世紀遺産20選」選定!

価(あたひ)なき 宝といふとも 一杯(ひとつき)の 濁れる酒に 豈(あに)まさめやも 345値がつかないくらいの宝であっても、一杯の酒にまさるものはないぞ!歴史上、無類の酒好きはいくらでもいるはずだが、その気持ちが記録に残ることは少ない。幸...