江戸後期 医学と化学に貢献した学者一族 津山名物にはホルモンうどん、干し肉、そずり鍋など肉関連、桐襲、よこの餅、五大北天まんじゅうなどの和菓子が知られている。いずれも食通をうならせる逸品である。また、歴史好きで歴史を熱く語りたい方には、榕菴珈琲(ようあんコーヒー)なるものがおすす... 2021.04.06 江戸後期
江戸後期 石畳に残る名馬の足跡 アッピア街道の石畳を世界史の資料集で見たことがある。轍の跡が二筋残る美しい道だ。すべての道はローマに通ずの箴言のとおり、ローマ帝国の発展は道路の整備とともにあった。道路整備は現在も日本各地で進展しており、特に山陰道の進捗状況には目を見張るも... 2021.03.05 江戸後期
江戸後期 いぼいぼ渡れ、この橋渡れ 幸いなことにイボで困ったことがないから、ありがたみがよく分かっていない。いぼ神様の話である。このブログでも「いぼ神様になった巨勢金岡」「お肌の健康は心の健康」で紹介したことがある。皮膚科のない時代には願掛けしか治療法がなかったのだろう。兵庫... 2021.02.19 江戸後期
江戸後期 久米の不思議な岩4選 ストーンヘンジなら子どものころから知っていた。もちろん実際に見たことはないが、世界の謎と不思議みたいな子ども向けの本で読んだことがある。あのような巨岩をどこから運び、どのようにして組み立てたのか。いったい何のために。そんな多くの謎の一つが、... 2020.10.20 江戸後期
江戸後期 佐賀藩が語る長崎外交史 74名のうち61名の首をはねたのである。処刑されたのはポルトガルのマカオからの使節団。来航を禁じたにもかかわらずしつこくやって来るので、日本の決意を思い知らせることにしたのだ。13名が助命されて送り返されたのは、そのためであった。寛永十七年... 2020.08.25 江戸後期
江戸後期 パスポートと同じ菊の御紋 小学校6年生だったか、家庭科の裁縫で枕カバーの刺繍をした。デザインは自由だったので、私は菊の御紋にした。車でもなく飛行機でもなく、なんで菊の御紋? 先生は何もおっしゃらなかったが、怪訝な顔をなさっていたことを覚えている。菊の御紋にしたのは、... 2020.08.13 江戸後期
江戸後期 うどん県の浦島太郎 浦島太郎は三線を弾きながら「うみの~こえが~」と浜辺で歌うイメージが強くなってしまった。桐谷健太の浦ちゃんである。いいとこ全部持って行っちゃってる感じで、日本史上最強の浦島キャラと評価してよいだろう。本来の浦島は「おいお前、ホントにだいじょ... 2020.06.18 江戸後期
江戸後期 願いが叶ったら倍返し 大雲寺交差点はある意味、岡山の中心である。というのも、ここを起点として南には国道30号、北には国道53号と国道180号が県外まで伸びている。そして、東から来た国道250号はここを終点とする。路面電車も路線バスも大雲寺前に停まる。交通の世界で... 2020.06.14 江戸後期
江戸後期 かけまくもかしこき那岐山 鳥取と岡山の県境に那岐山(なぎさん)という雄大な山がある。岡山県側のふもとには奈義町(なぎちょう)があり、鳥取県側のふもとには那岐駅(なぎえき)がある。奈義町には名木ノ城(なぎのじょう)という山城もある。このあたりにはたくさんの「なぎ」があ... 2020.06.02 江戸後期
江戸後期 風がもたらす厄災と豊穣 昨秋の台風19号で「広戸風」が発生し、法然上人ゆかりの大イチョウの枝が折れてしまった。10月12日午後2時37分に、岡山県奈義町では最大瞬間風速33・5メートルを観測している。以前に四国中央市の「やまじ風」を紹介したことがあるが、これと並び... 2020.05.30 江戸後期