戦後

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こいのぼりの泳ぐ棚田

ブログ開設以来の総アクセス数が47万を突破しました。これもひとえに皆様方のおかげと深謝申し上げます。今後も研究を重ね、有益な情報が提供できるよう精進してまいります。なにとぞ、よろしくお願いいたします。日本百選はさまざまあるが、棚田百選を紹介...
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動かぬ船、それは軍艦島

子どものころ、「軍艦じゃんけん」をやっていた。グーは「軍艦」、チョキは「沈没」、パーは「破裂」と呼んだ。最初は親決めで「戦争(せーんーそ!)」と言ってじゃんけんし、勝って親になると「軍艦、軍艦、(任意)」と言って、掛け声に合わせた手を出す。...
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平らけく安らけく

奈良の大仏を前にしたとき、その巨大さに感嘆する。聖武天皇が大仏を建立したのは、政情不安や天変地異、疫病流行などが相次ぎ、心の拠り所を求めたからである。その大きさは安定を表し、安らかなお顔は慈悲の象徴、こちらに向けられた右手は「怖がらなくてい...
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己の如く隣人を愛せよ

バスが長崎市内に入るとガイドさんが、如己堂の永井隆博士のことを語り始めた。『この子を残して』の一節を朗読してから、静かに「長崎の鐘」を歌い始める。戦後ほどない古い曲だが、心に訴えかける力を失っていない。サトウハチローの詩に古関裕而の曲という...
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団結の力を以て対処する

辺野古問題の行く末はどうなるのか。土砂が投入され半年が過ぎ、既成事実化が加速しているようだ。こうして基地が建設され、やがて「出来てしまったものは仕方ない。有効に使おう。」なんてことを言う日が来てしまわないか。暗澹たる思いを巡らしているうちに...
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渡りきれるか心配な踏切

うちの近くに昔、警報器も遮断機もない踏切があった。堤防の跡地に線路を敷いていたので、踏切の前後が坂になっていた。ある時、思い切り自転車をこいで踏切に上がると、汽車が近付いていて肝を冷やしたおぼえがある。本日は田舎にはあり得ない都会の踏切を紹...
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NIKEへのオマージュ

映画『タイタニック』で、ジャックにいざなわれたローズが舳先で、夕日に染まる大海原を前に両手を広げ、I'm flying.と言う印象的なシーンがある。夢のように耽美な映像だが、数時間後のタイタニックの運命を重ねると、哀切極まりなく感じる。あの...
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ノーベル平和賞は人道支援に

政治がらみのノーベル平和賞はうさんくさいが、人道支援に関することであれば納得だ。なんと、その平和賞を3度も受賞している国際機関がある。赤十字国際委員会だ。受賞は1917年、44年、63年である。世界大戦のたびに受賞しているのは、それだけ活躍...
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信念の言葉か、失言か

「本当にがっかりしている」桜田五輪相が金メダル候補選手の白血病公表に関して、こう発言して大騒ぎとなった。だが「治療を最優先にして」といういたわりの言葉もあり、マスコミの切り取り報道に問題があるという意見もある。桜田氏の発言を不安視する向きは...
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折り鶴に平和を誓って

「トランプ米大統領、貴殿はノーベル平和賞にふさわしい」とは、痛烈な皮肉以外の何ものでもない。いや、安倍首相は大統領に「平和賞にふさわしい政策を実行すべきですよ」と忠告したかったのだろう。さすがはドナルド&シンゾー、何でも言い合える親友である...